伊福部昭先生も武満徹さんも頭の中で鳴っているオーケストラがいちばん名演奏をしているとしばしば言われていたらしいが、そもそも到底比較にならないことながら、交響曲であれ協奏曲であれ、胸奥でオーケストラが名演奏を繰り広げているのにそれを紙へ正確にそのままきちんと書き付けられないもどかしさ悔しさ申し訳なさがいつも私の心のうちにもある。
昨日は、仕事から帰って来て、原田さん指揮NHK交響楽団のスクリャービンのラジオ録音聴きながら、歌誌「塔」6月号を開いて少しずつ読み出したが、何かしらを書き出すためにはもっともっともっともっと読み込まねばならぬ。
今日もこれから仕事。