カームラサンの奥之院興廃記

好きな音楽のこと、惹かれる短歌のことなどを、気の向くままに綴っていきます。

短歌三首。

2011-01-08 21:16:32 | Weblog
今日は昼間、広大で気持ちのよい光が丘公園を散歩。夕方過ぎに帰宅してラジオから流れるNHK交響楽団定期演奏会中継を鑑賞。今回は、一曲目が小菅優さんのピアノによるベートーヴェンのピアノ協奏曲第一番で、二曲目がチャイコフスキーのマンフレッド交響曲。素敵な演奏に耳傾けながら塔に出す今月分の短歌詠草十首を清書。以下はそのなかから三首です。メモ。


子の《崖》とふ名の文字すらも書けなくなりてえーんえーんと泣いてゐる瀧


ラベンダーの香りは合図かもしれぬ 届いたばかりのあかきスリッパ


永訣を言ひかねおかはり頼んでゐたか 焙じ茶六杯呑み干しそのひと帰りぬ
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