島崎藤村にかこつけた文体練習。
昨日は、仕事のさなか唐突に胸奥できれいなピアノ曲が流れ始めたが、落ち着いてメモできるような暇さっぱりなくて、忙しさのなかにその音楽の行方を見失ってしまった。残念。夜は夜で、昼間の疲れからばたんきゅうで休み、ふとした寝覚めの頭のなかですこし面白い弦楽合奏曲が鳴っていたが、起き出してもぞもぞメモする気力ついぞ湧かず、そのまま逃してしまった。申し訳なし。いったんゆっくりまた目を閉じるも寝付けず、目を開いて天井模様を眺めながら島崎藤村の小説作品『夜明け前』『東方の門』のことが唐突に気になり始めて、そんな夜半。今日も仕事。