カームラサンの奥之院興廃記

好きな音楽のこと、惹かれる短歌のことなどを、気の向くままに綴っていきます。

舟歌。

2020-09-15 17:57:04 | Weblog
暗くなった夕方、オーケストラの舟歌が聴こえてきた。取り敢えずメモ。
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次郎物語。

2020-09-15 13:43:25 | Weblog

岩波書店の文庫新刊記事から個人的な悲しい悔しい思い出が甦ってきた。下村湖人『次郎物語』といえば、中学一年になったばかりの春から夏にかけて学校図書館から借りて読んでいたが、まもなく理不尽ないじめ被害に遭っている友人を非道悪辣な連中から庇ったことから理不尽非情卑怯卑劣な物心両面に亘る凄まじいいじめ標的になってしまい、心も体も普通の生活も壊されて、普通に学校図書館も利用できなくなったため、最後まで読み終えられたかどうかさっぱり記憶になく、甚だ怪しい。


9月の新刊は4点。15日に発売(小社出庫)しております。どうぞお手にとってお読みください。

○青124-10 西田幾多郎書簡集
藤田正勝 編
本体970円+税
西田幾多郎は、実人生では苦しみと悲哀の渦中を生きた。子供、親族への想い、旧友との生涯に渉る交情、大学の同僚に示した学問への厳しい姿勢、戦時下での国難への批判を手紙に認めた。哲人の素顔を伝える書簡を精選する。

○赤774-3 白い病
カレル・チャペック/阿部賢一 訳
本体 580円+税
戦争目前の世界で、突如流行り始めた未知の疫病。そこへ特効薬を発見したという貧しい町医者が現れるが――。死に至る病を前に、人びとは何を選ぶのか? 1937年刊行の名作SF戯曲が、現代の我々に鋭く問いかける。

○白209-7 職業としての政治 (改版)
マックス・ヴェーバー/脇 圭平 訳
本体 640円+税
政治という営みの本質は何か。政治家がそなえるべき資質や倫理とはいかなるものか。マックス・ヴェーバー(1864-1920)がドイツ敗戦直後に行った講演の記録。政治について考える際の古典的文献である。(解説=佐々木毅)

○緑225-4 次郎物語(四)
下村湖人
本体 850円+税
時代はしだいに軍国主義の影が濃くなり、自由を重んずる朝倉先生は五・一五事件を批判したために辞職を勧告される。次郎たちは先生の留任運動を計画し嘆願の血書を認めるのだが……。思想統制の時代。次郎は中学5年生。(全5冊)

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