2024/07/14 読売新聞オンライン
大谷翔平のメジャー通算200号のホームランボールをキャッチし、中継局のインタビューを受けるエリック・ワインクープさん
大リーグ・ドジャースの大谷翔平は13日(日本時間14日)、日本人初となるメジャー通算200本塁打を達成した。敵地デトロイトでのタイガース戦に1番指名打者で出場し、五回に6試合ぶりの本塁打となる29号ソロを放って到達した。ホームランボールをキャッチした男性に中継局がインタビューするなど、大谷の節目の一発は注目を集めた。
大谷が放ったライナー性の打球は右翼ポール際に飛び込んだ。スタンドで転がったホームランボールをつかんだのは、地元ミシガン州のタイガースファンのエリック・ワインクープさん(43)だった。父の日のプレゼントとして贈られたチケットで息子夫婦と観戦しており、幸運にもボールを手にした。大谷については「偉大な打者。サインがもらえたらいいね」と語り、早速、中継局のインタビューを受けるなど注目の的となった。
ファン投票で4年連続でオールスター戦に選出された大谷の人気は抜群。米大リーグ機構によると、開幕からの公式オンラインショップでの売り上げで、大谷のユニホームはオールスター戦前までの前半戦でトップだった。
そんな大谷の節目のホームランボールとあって、ワインクープさんのところにはドジャースの関係者もやってきた。関係者を通じてボールを大谷に返したワインクープさんには、お礼として大谷のサインボールのほか、ドジャースの帽子二つとTシャツ、パーカーが贈られた。