（台北中央社）2012年ロンドン五輪の重量挙げ女子53 キロ級で、現役引退した許淑淨さんが正式に金メダルに繰り上がった。ドーピング再検査で失格者が出ていたためで、中華オリンピック委員会に14日までに通達された。
2016年、カザフスタンのズルフィア・チンシャンロ（趙常玲）選手が禁止薬物に陽性反応を示し、同大会の金メダルを剥奪されていた。
許さんは2016年リオデジャネイロ五輪でも金メダルを獲得しており、同級五輪2大会連続金メダルは台湾人として初。2018年に現役引退を発表した。ただ昨年、薬物規定の違反が発覚し、2017年世界選手権の銀メダルを返却していた。
