台湾における移⾏期の正義は明らかに進展＝蔡総統

蔡英⽂総統



蔡英⽂総統は12⽉5⽇、台湾における移⾏期の正義について、ここ数年で明らかな進展があったとの認識を⽰し、各世代が⼿を取り合ってより徹底した⼈権保障や末永い⺠主主義を⽬指すことに期待を⽰した。

この⽇、北部・新北市の国家⼈権博物館⽩⾊テロ景美紀念園区で世界⼈権デー（同10⽇）を記念する式典に出席した蔡⽒。台湾は4年前と⽐べると、移⾏期の正義に関する制度や⼈権教育機関、国家⼈権委員会などが整い、封じられていた政治ファイルも⼀つ⼀つ調査が⾏われていると説明。歴史の傷と向き合い、同じ轍を踏まないようにすることで、誰もが同じ未来に向かっていけると強調した。

台北101周辺のホテル、年越しの予約好調 花火ショー例年通り実施へ

クリスマスツリーが飾られたグランドハイアット台北のロビー



（台北中央社）台北市の超高層ビル「台北101」恒例の元日花火ショー。新型コロナウイルスが世界的に広がっているが、同ビルは例年通り、花火ショーを実施する方針を示している。隣接するホテルの年越し時期の予約は好調だという。

周辺のホテルでは、台北101に面した部屋が特に人気で、高級ホテルのグランドハイアット台北（台北君悦酒店）は予約率が約7割、ル・メリディアン台北（台北寒舍艾美酒店）は約8割に達しているという。これらのホテルでは年越しに合わせ、パーティーも催される。

グランドハイアット台北の陳隆慶・総経理（社長）によれば、今年は新型コロナの影響で海外からの観光客が大幅に減ったものの、年越しの連休に合わせて中部や南部から台北を旅行に訪れる人は例年より多い傾向にあるという。

台北市は恒例のカウントダウンイベントを今年も開催。31日夜から元日未明にかけて、市政府前の広場にアーティストが次々登場し、パフォーマンスを披露する。台北101も高層階でのパーティーを催す方針で、参加者はビルの中から花火が楽しめるという。