意地を張って使っていませんでしたがついにハンディファンを解禁してしまいました、ホノカです。今回のブログでは夏恒例!小学生クラス油絵の様子をご紹介します!
既にアトリエのYouTubeで途中経過が見れますのでこちらも併せてどうぞ!
小学生クラスの油絵はまず持参の写真や図鑑を見ながら下書きを行い、その線を油性マジックでなぞり、下塗りを行います。上述の動画でもノリ先生が説明していますが、下塗りは選んだ写真の色合いだけでなく、生徒の雰囲気も加味した色が選ばれています。さらに下塗りの効果としては、後から重ねる絵具の色に深みが生まれ油絵特有の発色を生み出します。さらに下塗りの色は背景としての役割も担っており、下塗りをしていない白いキャンバスだと塗り残しが目立ってしまいますが、下塗りがあることで完成した時の見栄えがまったく違います。
同じく動画での説明がありますが、アトリエで教えている点描のような描き方はこまめに色を変えなければならないため、ベタ塗りで終わりません。しかしこちらも毎年恒例ですがこまめに色を変えることになかなか慣れず苦戦する生徒たち!これにはノリ先生からのゲンコツをチラつかせ少しずつ慣れてもらうしかありません...(笑) 動物の毛などは写真によっては白飛びなどで同じ色が広がっている時が多いのですが、少しずつ違う色味が溢れて華やかな絵になります。
私も小学生の時には同じく色を変えることを難しく感じ、なんで?と思っていましたが、幸介先生が古道具屋から購入したという革のトランクを描いた時に、さまざまな色を茶色に足していくことで革の使い込んでいる雰囲気が出て感動したことを思い出します。
まだ未完成の子も多いですが、徐々に完成作品も増えています!少し先のブログでは完成した油絵を掲載予定なのでお楽しみに!アトリエに通われている方は壁にかかっている作品を眺めているとどんどん出来上がるので面白いですよー!