モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

版画終了

2013-11-13 22:02:15 | 小学生 絵画
Hanga9
オバラです。本日ようやく刷り終わり、全ての子のご紹介が終わりました!
と言いたいところですが…
Hanga10_3
こやつだけ…まだ。
kazuki、君ねぇ、6年生だって自覚あるかな?
低学年だって指切って、涙まじりで彫り進めたんだよ?
風邪ひいて休んでも、みんなに追い付きたい一心で、黙々と彫ってたんだよ?
この馬鹿みたいにあっけらかんとした笑顔でごまかす技は、中学生になったら使えないんだから、今からビシッとやりたまえ!
幸介先生に絡み付いて甘えるの、いい加減やめろ!
と、本人が見て反省していることを祈る…

Tonakaisaitou_2
気を取り直して、こちらトナカイ完成第一号♪
大人クラスの斉藤さんがご自宅で作ってみたそうです!出来合いのリースを上下逆さまにしてベルがトナカイの首輪にくるようにしたそうです。ナイスアイディア!
こちらさっそく玄関に飾ってあるそうですが、結構デカイので、近所でうわさになっているにちがいありませんね!もしこのトナカイを見付けたら、「あぁ、ここが月曜クラスの斉藤さんちかぁ!」と目を細めてご覧下さい☆

そうそう、60代の男性がアトリエにいらっしゃり、「私は長年木版画を趣味にしていますが、一階の子ども達の作品はどのように制作したのか、教えて下さいませんか?あまりに素晴らしく、気になって気になって失礼かと思いましたが訪ねてしまいました。」と言われました。
南澤先生の「ほほう、あのアトリエには…」のセリフ、あながち妄想でもなかったようです。

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木版画でご満悦!

2013-11-13 01:16:12 | 小学生 絵画
今回は木版画のレポートです。(南澤)

Hanga7
火曜・木曜日小学生クラス作品

正直こんなに上手くいくとは思っていなかったので、お父さんは感無量であります。
もちろん、コントラストを強くした写真を原稿とした技法でありますから写実的になるのは想像していたのですが子供のミスタッチが生む微妙なブレかたのカッコイイこと!こればっかりは大人が計算して出来るものではありません。現在、アトリエの玄関先にこの肖像画がびっしりと貼られているので、じっと立ち止まって見てゆく通行人の反応を陰からコッソリとうかがっていると、その感動の言葉が聴こえてくるかのようです。
『、、素晴らしいわね。きっと高名な先生でもいらっしゃるのかしら、、』
『、、ほほう、小さな場末の教室だと思っていたが見識を改めねばならぬようじゃ、、』
『、、ウチの子もすぐ入会させたいワ、、』
『、、むむ、これは後期狩野派で失われたモガリの術を併用しておるではないか!』
電柱の後ろでそんな妄想に惑溺する僕の顔の横を、怪訝な顔つきの通行人が過ぎてゆくのでありました。

さて、個々の出来映えについてですが、やはり今回も低学年のほうが素晴らしい作品を作っています。高学年は斜めからのアングルだったせいもありますが、どうしても観念的に操作してしまうのですね。課題のひとつであります。いっそのこと絵を逆さ向きに作業させたほうがいいのかもしれません。
ともあれ、皆さんよく出来たこと!是非オウチに飾ってご両親を感心させていただきたいものです。
『、、ほほう、あのアトリエはきっと先生が、、、』


Hanga6_2
(作業風景)

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