美人ではないけれどエマ トンプソンが好きで、彼女の出ている映画だと見たいと思うのだが、筋金入りというわけではなく随分見逃している。エマトンプソンが実際にそうした人かどうか知らないが、一寸控えめで賢いのにその魅力が気付かれず縁遠いといった役どころが多い。英国的?でアメリカにはこうしたタイプの女性はいないのではないかと思う。
どういうわけか還暦を過ぎた、ブログを書き始めた時期に一致するのだが、頃から小説と映画に再び親しむようになった。年に15本くらい見るから、まあそこそこの映画ファンと言えると思う。重きを置く比重は作品と俳優で七対三くらいの所だろう。本物の映画鑑賞家はこれに監督が加わり、その比重が大きいようだが、自分は監督で映画を見ることは少ない。正直、監督を選ぶほどの知識もないし、違いもさほどは分からない。
映画、小説もそうだが、の世間的な評価と自分の感覚はちょっとずれており、世評が高くても詰まらないと思うことが時々ある。逆に思わぬ拾いものもある。
たまたま時間があって映画でもという時は女優で選ぶことが多い。美人は見飽きない。唯、写真とスクリーンでは印象が違うこともあるので、ちょっとがっかりもある。不思議なことに女優だけでなく実人物でもそうなのだが、役どころや人柄で魅力的に見えてくることがあり、作品だけでなく俳優にも拾いものがある。
最近ではルイーズ・ブルゴワゾンとソン・イェジンという女優に出会し、楽しんだ。美人は何をしてもどこから見ても美人なのが凄い。尤も、そうでなくては美人と言わない。