大山十五世名人を抜く棋士は現れないだろうと思っていたら羽生九段（七冠を達成）が現れ驚いた。もういくら何でも羽生九段を抜く棋士を目の黒いうちに見ることはないだろうと思っていたら藤井聡太が現れた。タイトル数では羽生九段に追いつけるかどうかわからないが、棋力は羽生九段を上回っているのは間違いない。
大谷翔平と言い、藤井聡太と言い、簡単にもう限界などと言ってはいけないと思い知らされた。
不思議というか面白いことに大山、羽生、藤井は個性が違う。勿論、勝負強いところは似ているのだけれども、人間的な印象は全く異なる。藤井さんは負けず嫌いではあるが、謙遜で本当に謙虚だ。
遺憾なことに藤井五冠の爪の垢を煎じて飲ませたやりたい人物が世に憚っている。悪知恵で立ち回り、二言目には俺は悪くないなどと居直る。頭金を打ってやりたい。
