駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

患者数の波が大きい

2022年02月03日 | 医療
                

   冬季になると感冒が増え忙しくなるはずなのだが、今年はさほどでもない。その代わり?、受診患者数の変動が大きい。月末月初のせいか数日前から患者さんが少なく、冬期にはあり得ない暇さ加減だった。看護師どもは話に花を咲かせて喧しいほどだ。今日明日くらいから通常の数に戻れば良いのだが、オミクロン拡大で受診抑制がありそうだ。計画性のある院長はワクチン接種を昼休み時間にやるように予定したのだが、今の患者数なら診療時間内接種も可能な感じがする。
 一般診療所は手一杯で困って居るわけではないが、その一方救急を受け入れている病院は忙しくなってきているようだ。慣れがあるので騒がなくなっているが、オミクロン患者を入院させている病院は大変だろうなと心配している。目新しさがなくなると報道が減って、実態が伝わりにくくなる。飲食業と医業が窮地に立っているのをマスコミはきちんと伝えて欲しい。
コメント
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