駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

優れた人を上に押し上げなければ

2021年01月15日 | 政治経済
         

 管さんには申し訳ないが、首相就任四ヶ月もっと優れた人を首相にしなければと言うのは多くの人の気付きで、それが証拠に支持率が降下している。まだ四十%も支持があるのは驚きだが、日本人の争いや変化を嫌う体質に由来するのだろうか。代わる人が居ないというのは、代わる人を見出そうとしないマスコミの影響もあると思う。もっと優れた政治評論家が必要だ。ゴマすりの井戸端会議評論家は一掃したい。そんなことは私でも言えるレバルの人物がコメンテーターの席を占めていては、優れた政治家を掘り出すことはできない。
 できないはずはない。医療界ではそれがかなりできている。医師会にはまだ改善の余地があると思うが、政界よりはかなりましになってきている。医療の実態は三十年前に比べ明らかに改善されている。所謂金儲け医者は減り、臨床のレベルは上がり平準化している。マスコミの医者叩きが殆どなくなったのは、叩くような医者が減ったのとマスコミ人が医療の現実を知るようになったためと思う。なぜ医療界が変われたか、それには自浄作用の力が大きかったと思う。内部告発を抑えては組織は成長しない。
 安倍元首相を庇うような自民党に明日はない。変化や争いを嫌う国民性を目覚めさせるのはマスコミと本物の政治評論家の仕事と申し上げる。優れた人が上に立たなければ、日本は生き延びてゆけない。 
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