駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

浅慮トランプ

2020年01月05日 | 政治経済

     


 トランプ大統領がイランのソレイマニ将軍を殺害した。これは浅慮な間違った判断だと思う。必ずイランは報復する。中東は石油供給地、緊張が高まると自国で石油をまかなえない国は直ちに甚大な影響を受けることになる。勿論、世界経済にも大きな影響が出てくるだろう。

 トランプ大統領が自分の再選の為に、不満な時は他者を責める攻撃的な人達の支持を得ようと下した決断の可能性がある。トランプ氏自身は血を見る戦いは嫌う人物だと観測していたのだが、弱気と見られ支持を失うのを恐れたらしい?。目には目を歯には歯を知らない筈はないと思うのだが。諫める人物を次から次と罷免して、経済に偏った知識と経験から判断を下すから間違える?。米国内でも過剰な対イスラム警備で摩擦が起きると予想されるが、それをかいくぐって復讐の手が伸びてくるだろう。

 何時でも何でも俺は悪くない、トランプ氏の辞書には自省や自責という言葉がないらしい。元々辞書なんか引かないかもしれない。迷惑するのは被害を諸に受けるのは誰か。

 ゴーン逃亡に中東緊張、暮れ正月に関係なく事変は起きる、安倍首相はゴルフをやっている時ではないと申し上げたい。臍下丹田に力を入れ、一世一代の好判断を下していただきたい。

 それにしても世界の戦略国はもう気付いている、日本を陥れ襲うなら、押し迫った暮れから正月三が日と。

コメント
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