駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

顔認証の世界

2020年01月03日 | 小考

             


 携帯に顔認証がある。私は眼鏡を掛けているのだが、眼鏡を外していても9割以上認証される。顔のどの部分をどのように同定に利用しているのかよく知らないが、化粧の場合はどうだろう。大変失礼ながら、黒柳徹子さんなどは真夜中に携帯を使おうとしてもロックが外れないのではないか。私よ私と携帯に悪態を付いてもうんともすんとも言わないかもしれない。この辺りは女房が顔認証を嫌い、使っていないので不明だ。

 人間の顔認証力には人種差があり、欧米人には東洋系の顔は似て見えて区別が付きにくいらしい。逆に日本人には欧米人の顔が区別しにくい。尤も、ゴーンなどは物凄く特徴のある顔をしているので変装しても見破れそうだ。顔認証の難しさには化粧や変装の他に経年変化というものがある。同窓会で三十年ぶりの再会となると十人に一人くらいあんた誰という人が居る。五十年ぶりとなるとどうしても分からない人まで出てくる。話の内容からA子B君さんと分かっても何だかしっくりこない。何処か面影ないと懐かしい感じが出て来ない。女性ではあんまりじろじろ見るのは失礼だし狐につままれたような気がする。唯、声にを聞いてそうかと腑に落ちることもある。逆に五十年経っても変わんない男も居る。確かに一寸年を取ったが、学生の時のままですぐ呼び捨てで懐かしい話に入ってゆける。私もさほど変わっていない方らしく、すぐ分かって貰える。

 顔認証が経年変化にどう対応するか興味がある。はっきりしないと多分を確率を提示してくると思う。しかし50%の確率で本人と分かった場合二回に一回ロックを解除するのだろうか。パスワードの方が確実だが、これは忘れるという問題がある。

 さて顔認証がどう進歩するか便利そうだが、どう使われるかには多少の懸念もある。 

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