昨夕は昼に中華を食べてさほどお腹が空いていなかったので蕎麦屋に入った。私が冷たいおろしそば、家内がにしんそばを頼んだ。お茶を飲みながら待っていると隣にアラフォーいやアラフィフか、ご夫婦が座った。「お決まりになりましたらボタンを押してください」と店員がお茶を置いていったのだが、余計なお世話で申し訳ないが中々注文が決まらない。「おかめは**がおいしいのね、ここは天婦羅がいいのよ」、「うん、うん」とご主人はメニューもみず生返事だ。おろしそばが届き、江戸っ子もどきの私は三分ほどで平らげてしまった。丁度食べ終わる頃、お隣りは結論がでたようで、店員が注文を取りに来た。ご主人が天ざる、奥様がおかめ蕎麦と聞こえた。
家内のにしんそばは熱いしもともとゆっくり食べるので、新聞を読みながら待っていたのだが、食べ終わる頃にお隣にも注文の品が届いた。確かに熟慮の甲斐あって?、天婦羅は立派でうまそうに見えた。次回は自分も天ざるにしてみよう。
夫婦も色々、お隣は婦唱夫随に見えて肝心なところはご主人が決めているかもしれないし、万事蕎麦屋の注文方式でやっているのかもしれない。