駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

九月一日は防災の日

2018年09月01日 | 町医者診言

      

 今日から九月、私の年齢だと一年は早いなあと言うのが第一の感想だ。まだ四か月あるというのはお若い方。気のせいかちょいと涼しい秋風の中を出勤してきた。年齢でわたしは外されているが、一部の医師会員は防災訓練をしているはずだ。模擬患者の搬送が行われると聞いている。訓練は大切で有効だ。これに想定外に対する対応力が付けば、日本の防災体制は鬼に金棒なのだが。

 また台風が来ている。想定外の走行で、まるで狙い撃ちのように西日本に向かっているらしい。自然だけでなく、日本の人間界にも想定外のことが頻発している。クロネコヤマトの不祥事、小倉昌男氏の薫陶は霧散したらしい、情けない。驚くべき数の不祥事誤魔化しが相次いでいる。スルガ銀行、クロネコ、アメフト、女子レスリング・・、筆頭が官庁役所というのだから底抜けで深刻だ。しばらく前に箍を外した政治家の存在を指摘しておいたが、果たしてこの弛んだ誤魔化しの連鎖に歯止めをかけることができるだろうか。それができるのは市井の生活人と真っ当なマスコミだけの気がする。

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