駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

21世紀の斎戒沐浴

2018年01月16日 | 小考

     

  相撲のことも将棋のことも 暴かれるトランプのことも外交に飛び回る安倍首相のことも書く気がしない。がめ煮に例えれば九州の人に怒られる、何でも放り込んである白日の闇鍋というか、玉石混交といってもほとんど瓦礫ばかりの情報に、21世紀の斎戒沐浴は溢れる情報から身を清め、本当に大切な問題と知識が身に入って来るようにすることかもしれないと感じている。

 必ずしも、静寂や黙考が必要でもないだろう。人と落ち着いて挨拶以上の話をする、肩を触れる、握手をする、匂いに感ずる、目をきちんと合わせる・・といった行為は、今の時代一つの精神身体的斎戒沐浴ではないか思う。勿論、テレビラジオインターネットを離れた自然の中で静かに過ごす時間が持つことができれば、雑音が消えてゆくだろう。

 何だか妙な事を考えた。忙しくて心が疲れているのかもしれない。

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