最近メタボなる言葉が一般に定着した。当然、内臓肥満を防止し心血管系疾患の予防に最適の栄養摂取法の確立した定説根拠があると思われるだろう。ところが昨日聞いた講演では、この辺りは概ねのガイドラインはあっても、まだ諸説紛々の部分があり、これから変更があるのではないかという一般医は戸惑うお話があった。
何でまたそんなことをと思うのだが、アメリカが相当の出資をして、中国で栄養摂取内容と疾患の関係を調べたところ、中国農村部ではカロリー摂取量は多いのに肥満は少なく心疾患が非常に少ないことがわかったと言う。彼等の食事内容は比較的炭水化物の摂取が多く、動物性蛋白摂取が非常に少ないので、今までのガイドラインからずれている。人種や生活状態も違い単純な比較は難しいと思うのだが、疫学から疾患の病態に迫る一部の学者は、適正な食事内容の見直しを提言しているそうだ。
もっともフロアーの陰では**省で調査期間中心筋梗塞で死亡した患者が居ないといっても、寿命が長いとは聞かないからなあ、中国の農村のデータなんて信用できないという声もあった。
科学、特に医学では定説が覆ることはよくあるので、どんなものかねと聞いた。
何でまたそんなことをと思うのだが、アメリカが相当の出資をして、中国で栄養摂取内容と疾患の関係を調べたところ、中国農村部ではカロリー摂取量は多いのに肥満は少なく心疾患が非常に少ないことがわかったと言う。彼等の食事内容は比較的炭水化物の摂取が多く、動物性蛋白摂取が非常に少ないので、今までのガイドラインからずれている。人種や生活状態も違い単純な比較は難しいと思うのだが、疫学から疾患の病態に迫る一部の学者は、適正な食事内容の見直しを提言しているそうだ。
もっともフロアーの陰では**省で調査期間中心筋梗塞で死亡した患者が居ないといっても、寿命が長いとは聞かないからなあ、中国の農村のデータなんて信用できないという声もあった。
科学、特に医学では定説が覆ることはよくあるので、どんなものかねと聞いた。