駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

王様の耳と耳

2008年11月17日 | 世の中
 未曾有をみぞゆうと読むのはまだ漢字が読めないだけ?だが、頻繁と煩雑を読み違えるのは意味を知らないということで、より重症だ。それとも本音がポロリと出たのか。
 海の向こうの、それこそミゾユウの不人気を誇るかの大統領も綴りを間違えたり、中東の地理を知らなかったりなので、なんだか太平洋を挟んで似た人が頂点の椅子に座っているようで気懸かりだ。
 心配なのは失策を補おうとして、大失策をしないかということだ。妙な自信と諫める人の欠如は大失策の温床だ。豊かな教養や優れた側近が時に判断の遅延を来すことは承知しているが、致命的な大失策は避けられよう。
 烏合の衆をなんと読みますかと聞いてみたい。内閣が烏合の衆になりかけていますよとご注意申し上げたいので。俺の調合に間違いはないなどと反論されないでしょうね。
 欠落をあげつらうように見えては不本意、本意は誤魔化すよりも、正直が勝るのではと申し上げたい。厚顔は外交に取っておき、国民には素直をお願いする。
 ブログの発言など蟷螂の斧と思われても、政府のやることは個人の生活に関わってくるわけで、逆立ちしても自分の仕事(私の場合は診療)しかできない人間が為政者を評価発言するのは自然の理。
 
コメント (4)
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