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制限されることへの反発を活用する。

2010年05月07日 | 心理学
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こんにちは、若松です。


昨日は、数量がもたらす希少性は、
”本来の価値を高める”効果があるという話でした。

まったく同じ価値であるにもかかわらず、
”残り○○個!”
と残数で表現されると、
もともと持っていた価値が急速に高まります。
それで、
「早く買わないとなくなってしまいますよ!」
ということになるわけです。

消費者の心理状態は、
”得そこなう”
と感じています。



では、そもそも希少性から行動にでる心理は、
どこからくるのでしょう?
「今のような供給過剰な時代のアンチテーゼとして、
 逆に、希少性のあるものが求められてるんじゃないかな~」
もちろん、そのような社会的な背景も確かにあると思います。

しかし、人はなぜ動かされるのか、
その根本的な心理状態は不変だと考えられるようになりました。

ロバート・B・チャルディーニは、この希少性について、
 
「手に入れることが難しい物は、
  簡単に手に入る物よりもたいていは良いものだ」

という簡便法からきていると言っています。

つまり、
あなたがこの希少性をビジネスで使うときのポイントは、
”簡単には手に入らない”
ということを、色々な要素(時間・お金・数量)で
訴求すれば良いということです。



ところで、
希少性による行動心理には、
もう一つ根源的な欲求があります。
それは、
”自由を取り戻す”
という欲求です。

数量・お金・時間を制限されることは、ある意味、
”自由に選択できる権利を奪われる”
ということになるわけです。

それは、人類の歴史を振り返ってみても明らかなように、
”自由を求めてきた歴史”
とも言えます。

それだけ、私達は、
”制限されることへの反発”
が強いわけです。

ですから、仕事で活用するときのポイントは、
制限されることへの反発をうまく利用することです。
”制限”を加えることは、子育てでも常用手段ですね(笑)。




では、また明日。





追伸

突然ですが、以前勉強会でも話した事があるんですが、
日本の自殺率をご存じですか?

日本では、毎年3万人の方が、尊い命を自ら断ってます。
ところが、アフリカのケニアでは、その数が100人以下だそうです。
日本の人口が約1億3千万人、ケニアは約4千万人。
ですから、日本の自殺率はケニアの約100倍ということになります。

豊かなはずの日本が、
「なぜ?」
それは幸せの定義が、違うからでしょう。
幸せは、持ってるものとは関係がないようです。

ところで、こんな言葉をご存知ですか?
「次の日ことを決して思い煩ってはなりません。
 次の日には次の日の思い煩いがあるのです。
 一日の悪いことはその日だけで十分です。」(マタイ6:34)

ケニアのように貧しい国の人たちは、すぐ忘れるのかもしれませんね。
辛いこと、苦しいこと、寂しいこと、悲しいことなどを。

あなたもマイナス要素を、明日に持ち越さないようにしてくださいね。

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