現在、小平市は立憲民主党の女性市長である。緑の党の市議会議員H氏は、与党であるか野党であるかに関係なく市民の暮らしを優先するという態度を貫いてきた。しかし4月の小平市議会議員選挙で、私が投票したそのH氏(72歳)はわずか4票差で次点となった。
玉川上水の緑道をジョギング中の汗だくのH氏に出会うこともいく度かあった。ポストに入るリーフレットで彼の主張を知り賛同するところは多かった。実は彼に投票するのは今回が初めてだった。これまでの実績からみて予想もしなかった結果に私は驚いたし、一番驚いたのは本人だったと思う。
「落選後は紆余曲折はありましたが、皆さんから事務所を残してほしいというお声をいただき、今度は私が恩返しする番だと思い、地域の居場所を作ることに決めました。人のつながりが薄くなる社会の中で、高齢者や子供たちが地域で安心して交流できる場が必要です。運営費は家賃などかかりますが何とかなるさと頑張っています」という案内が今月になって舞い込んだ。
居場所の名は「pon&pon(ぽんぽん)」である。そのメニューは◎休憩所・世間話・おしゃべり処◎お話会◎いっしょにごはん会◎各種相談◎チャリティショップ◎0円ショップなど。これからやりたいことが5項目掲げられている。12月のイベントは「おもちつき・参加費は投げ銭方式」という。事前にH氏に挨拶に行き、当日は二人で参加した。おなか一杯になり、お土産のおもちまで頂いた。