玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*四人家族

2019年07月08日 | 捨て猫の独り言

 大相撲名古屋場所場が始まった。けがと闘いながら、体調管理し、休まず稽古しなければ勝てない厳しい世界のようだ。私の注目するのは郷土の力士「明生」だ。鹿児島県大島郡瀬戸内町出身で本名は川畑明生という。今年の初場所から注目している明生は私の予想をはるかに超えて東前頭4枚目まで躍進した。今場所は負け越しを覚悟せねばならない試練の場所とファンとしては覚悟している。ところで先場所の千秋楽だけは大相撲のテレビ中継を見るまいと固く心に決めて無理やり外出したのだった。

 

 孫たちの母親は4日の直行便でアトランタに戻った。例によって制限重量ぎりぎりに食料品をバッグに詰め込んでいた。例年になく三週間近くの滞在で胃カメラや脳ドッグなどを受けていた。あの国では医療費はかなり高いという。キッチンドリンカーの娘だが7日間連続服用というピロリ菌の薬を朝晩飲んで滞在の最後の週は禁酒していた。私も付き合おうと思ったが思いだけに終わった。これから一カ月ほど四人で生活することになる。

 妹の方は三週間という短期だが、実際に学校に行けるかどうか心配していた。ところが英語の授業も受け持つ若い女性の担任の先生の特別な配慮もあり、7月1日から元気に学校に通っている。一日当たり265円のおいしそうな学校給食を、家に残るものは皆でうらやんでいる。姉の方は近所の子どもたちと一緒の妹の登校時に付き合い、13時15分の教室までの迎えを担当している。妹が帰るまでの時間は読書や、持参のフルートを短時間ではあるが奏でている。

 今のところ優先度の低いのがそろばんだ。現在は5だまを使って、2+4 や 6−4 などの簡単なたし算とひき算をやっている。あるとき塾生から疑問の声があがった。計算なら電卓で十分、そもそもアメリカに帰ってもそろばんがない、このくらいなら暗算、筆算の方が早いなどなど。そろばんの計算の仕組みを知ることは、それだけでも世界がひろがる。知らないより知ったほうが良いなどと説得する。幸い二人が徹底抗戦してそろばん拒否とまでには至っていない。

コメント
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