玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

晩秋の風景 空・木・人

2008年11月22日 | ねったぼのつぶやき

 晴れた日の秋空の高さと青さは格別に美しい。今朝4時の寒暖計は外気温3度、室温18度を表示していた。新聞取りに出た外はキンと冷たく、仰いだ空にはチカチカと星が煌めいておりしばし眺め入った。

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 日差しを待って再度庭に降りると、昨夜は風が強かったらしく、庭には落ち葉が散りしだき、残された葉はプルプルと紅葉を震わせていた。数日中に落葉樹は丸裸となり、枝をむき出しにして冬ごもりの準備を終えよう。

 緑道に刺す木漏れ日は落葉を輝かせている。その下を行き交う男児小学生は制服の半ズボンを着用のままだが、女子大生や美大生は完全な冬支度だ。そしてディケアーにお出でになるお年寄りは日毎に着膨れが目立ち、寒さもあって歩行がひとしお覚束ない。

コメント
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