先週は普段はあまり見ない鶴瓶の家族に乾杯を見た。ゲストは仮屋崎省吾で舞台は鹿児島県日置市だった。李朝陶芸の伝統を伝える薩摩焼の14代目沈壽官も登場していた。鹿児島にはいたるところに温泉がある。ドライブイン代わりに温泉で一休みする人々は多い。以前温泉に目が向かなかった自分が惜しまれる。2日の日曜日はBSで 「おーいニッポン~私の好きな鹿児島県」 の6時間におよぶ生放送があった。
ゲストの一人に俳優で画家の榎木孝明(52)がいた。榎木は鹿児島県北の盆地にある菱刈町の出身である。昨日より大口市と菱刈町が合併し伊佐市としてスタートしたと榎木が教えてくれた。毎月のように鹿児島を訪れているという。何らかの事情でもあるのだろう。我が家の近くにある武蔵野美術大学デザイン科出身である。北海道美瑛町、大分県九重町、鹿児島市にアートギャラリーを持つ。特技は古武術という。オフィシャルサイトの 「介護に活かす古武術」 という動画は興味深い。猫背の私は番組で見る榎木の背筋の伸びた姿勢に感服していた。
午前11時から午後6時までのマラソン番組の途中に4時間ほど外出した。帰宅してテレビをつけると作曲家吉俣良(49)の編曲による360人の大合奏で鹿児島県ゆかりの曲が流れていた。吉俣は横浜市立大学在学中に美空ひばりのバックバンド(キーボード担当)の経験がある。大河ドラマ篤姫のテーマ音楽を作曲したのが吉俣である。私はその中の「良し」が好きだ。おーいニッポンは24日(振替休日)の3:30からダイジェスト版が放送される。
故郷に注文した焼酎が箱で6本届いた。家の裏にはこれまでの箱が山と積まれている。今回は朝日(喜界町湾)、奄美(徳之島亀津)、里の曙(竜郷町大勝)の黒糖焼酎3本と、島美人(長島町平尾)、霧島黒(都城市下川)、小鶴黒ヌーヴォー(日置市日吉町)の薩摩焼酎3本であった。さつまいも(コガネセンガン)の収穫期であるこの秋に仕込んだ焼酎だけを瓶詰めした季節限定の焼酎ですと小鶴のラベルにはあった。お礼の電話をしたら両親もおーIいニッポンを見たという。