出っ来い。出っ来い方言メール。わっぜ(沢山)ひこ、やかましか(煩い)程、にっぎゃか(賑やか)だ。こげん(こんな)方言があったけ(あったかな)?とおめ(思う)ほどわっ(湧き)でてくる。
近じか(といっても1ヶ月も先のことなのですが)、年に2~3回は集まっている高校のクラス会を、メンバーの1人方のお宅にお邪魔して(恒例になってしまって申し訳ないというか、有難い話なのですが)行うことになったのです。そのクラス会はいつも好評で関西はもとより、ハルバル鹿児島、はてはカナダからも馳せ参ずるとあって事前のメールはもう白熱。忘れかけていた方言が次々に自然と湧き出て激しく飛び交っているのです。
恒例になったとはいえ、新たなメンバーも加わって1点に集まるわけですから情報交換は必須なのですが、これがもう全て方言。方言メールの味わいが楽しくて心を弾ませてPCを開くのです。集合、解散の方策が決定したら今度は「私は○を持参します」といった情報が方言で行き交うことになります。そうやって事前交渉の段階からあらゆる情報やエネルギーが蓄えられ本番はマックスに達するのです。方言を持てなかった我が子に、こんな楽しみ方は伝えられないのは残念。