じゃがいもを植えてから2〜3週間後、芽が出て10〜15センチに伸びた頃、芽かきをします。
目的は小さな芋の収穫を避けるため。じゃがいもを芽だししてから植え付けると、地上に出てくる芽の数が多すぎる場合がある。種芋は一つなので、多すぎる芽を選抜して、2〜3本残して後は引っこ抜くのです。
芽かきで抜いたものには既に根っこがついてるものがありまして。それが、丈夫な苗に見えてしまった時、実験好きの私は側にあるタカナを抜いた穴に芽かき苗を突っ込んでしまった訳で。それが3月半ばのことでした。
入梅が押し迫った5月28日、芽かき苗を掘り出してみた。
まずはトップ画像です。これは私が元耕作放棄地と呼ぶ場所。アンデスレッドとインカの目覚めの種芋が小さくて多すぎて、用意したじゃがいもの畝が足りなくなってしまった結果。秋植えのじゃがいもの跡地を急いで土作りをしてそこへ春のじゃがいもを植えました。あれ?じゃがいもって連作はダメでは?そうなのですが。もう他に場所が用意出来なくての結果です。で、植えたら最後いくつかのうえ穴が余ったので、それを利用して芽かき苗を植えたのです。それが画像手前部分。では掘り出してみよう。
うん。芋が少ない。植えた芽かき苗が2〜3本だったとわかります。
4箇所。場所ごとに掘り出してバケツへ。
確か、芽かき苗は種芋がないので、花が咲く頃に追肥は1度やったと思う。え〜と、リン酸分が多いやつ。いつもなら過リン酸石灰を使うのだけれど、石灰分はジャガイモにNGやもしれんので、義父が残してくれた肥料群からPK苦土化成という奴を探し出してひとつまみづつ入れたんだった。す、少なかったかな?
つ、次行ってみよう。
これは昨日ぼやいてた北カムイの芽が出なかった畝が勿体無かったので、そこに芽かき苗を突っ込んだらスクスクと育ちました。けどまだ収穫には早そうなので、6月に入って茎が倒れたら掘ろう。後回し。
次、行ってみよう。
あはは〜。これはまた。なんか虫に襲われてボロボロです。最初に空いてる場所を探して苗を刺した場所だ。おそらく何も芋が出てこないと思う。でも実験だから。失敗もデーターです。大事大事〜。
3箇所。隣に並べたのは芽かき苗の残骸。何本刺したかわかるので、そのように画面構成してみた。少しだけど芋が出てきてびっくりさ。
次行ってみよう。
手前がタカナの収穫後の穴に芽かき苗を突っ込んだやつ。実は奥のほこってる緑の塊も芽かき苗を突っ込んだのですが、なぜかこっちはスクスクしてますね。まだ収穫には早そうなので、奥のはまだ放置して。手前を掘ろう。
あれ?芋が赤い。これはアンデス赤の目かき苗だったか。確か菜園にはアンデス赤とインカの目覚めしか植えなかったので、赤はアンデス赤。それ以外は全てインカの目覚めということに。芽かき苗を数本づつ突っ込んで植えたから、株分けする意味はないのですが、一応うえ穴ごとに並べてみた。
いつもの計量を行ってみよう。
奥を左から右へ。206グラム・228グラム・196グラム・131グラム。(最奥の段は耕作放棄地で収穫した芽かき苗)
2段目を左から右へ。82グラム・80グラム・69グラム・141グラム(菜園の道路に一番近い芽かき苗)
3段目を左から右へ。18グラム・17グラム・34グラム(菜園の一番最初に植えた芽かき苗)
合計11株。内訳、アンデス赤が3株で303グラム。残りはインカの目覚め。という結果になりました。どれも花が咲いてから1度だけ追肥をしたので、芋が大きくなりきれなかったかもしれませんが。ただ掘り残しがあるので最終結果は後日ですね。芽かき苗を植えたのはアンデス赤とインカの目覚めだけだったと思いますが。掘ってみないとわかりません。幸い芋の形と色を見れば、ある程度品種の特定は出来ると思う。多分。ん?ということは、先日らい投稿してる芋の収量報告をちょい修正せねばならんということか?まさかの!37キロ超えのアンデス赤が更に積み上がるとか〜〜〜〜!
追加報告:アンデス赤の跡地に百日草を植えようと思い、畝を掘り返したところ、堀残しの芋が出てきちゃったよ。
掘り残し芋のアンデスレッドは646グラム(5月29日時点)。
ってなことで、ここまでで1キロのアンデスレッドの種芋は、11,888グラム(5・18)+25,955グラム(5・22)+303グラム(5・28芽かき苗)+646グラム(5・28畝の掘り残し)=合計38キロ792グラムという結果となりました。まじか〜。すごいわ〜。アンデス赤!
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