あられの日記

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樹齢700年の大イチョウの王子神社

2017年12月22日 05時17分04秒 | 巨木・古木・ご神木・盆栽
2017.11/26の都内大銀杏巡りの最後は東京メトロ南北線王子駅から徒歩3分にある王子神社(東京十社北方守護)です。初参拝。
駅からの最短コースで来たら石段があったので登ったら、視界の先に大イチョウ。探すまでもなく目的達成です。

全景が写せない〜。石段の下から見上げた画像(トップ画像)が一番上の方まで撮影出来たけども。大イチョウのある場所がダメ。狭い。せっかくならば青空を背景に撮影したいのですが出来ません。残念です〜。
説明板発見:東京都指定天然記念物 王子神社のイチョウ
音無川(石神井川)左岸崖線の肩の部分に一際高くそびえ立つ大イチョウです。幹囲り5、2メートル、樹幹の先端部は欠損していますが、高さは24、2メートルあり、全体的にはほぼ自然樹形を保っています。
王子神社の創建については、飛鳥公園内にある「飛鳥山碑」(都指定有形文化財・古文書)に書かれています。それによれば、元享(げんこう)年間(1321-24)に豊島氏が勧請したことが始まりとされていますので、その頃にこのイチョウが植えられたとすると、600年近い樹齢と考えられなす。
戦災によって王子神社の社殿や太田道灌が雨宿りしたという伝説を持つシイの大木など多くのものが失われた中で、このイチョウは生き延び、今も高台から東京の街の移り変わりを静かに見つめています」

あれ?ここのイチョウも元享年間に植えられたのか?イチョウを植えるのが流行ったのですかね?

王子神社
ご祭神:イザナギの命・伊邪那美命・天照大御神・速玉之男命・事解之男命
ご由緒:王子という地名は元亨2年(1322)に領主豊島氏が熊野より当社を勧請した事に由来します。以来、熊野信仰の拠点として尊崇を集め、戦国時代は小田原北条氏も当社を崇敬し朱印状を寄せて社領を安堵しています。
徳川時代、初代家康は天正19年(1591)に朱印地200石を寄進、将軍祈願所と定められてそれより「王子権現」の呼称で江戸名所の一つとなります。3代家光は社殿を新造し、林羅山に命じて「若一王子縁起」絵巻3巻を作らせて奉納しました。
その後も代々将軍の崇敬篤く特に8代吉宗は紀州ゆかりの当社を崇拝して元文2年(1737)に飛鳥山を寄進、桜を多く植えて庶民遊楽の地としましたこれが現在の花の飛鳥山の基です。
明治元年には明治天皇より皇都守護「准勅祭社」の東京十社に定められ、現在まで北方守護として鎮護しております」
都内の寺社の大イチョウ巡りですが、色々かぶってますね。最初から分かっていれば、見物ポイントも変わってたかも?もう一周かな?

11/26の訪問ですが、家族で七五三詣りに来てました。これまたあちこちの神社仏閣でかぶってましたね。日本情緒あって嬉しい出来事でした。
さて?次は?と振り返ったら、正式な入口を見つけた。

こっちですね。でも視界の隅に赤いお社が飛び込んできた。あれは何だろか?

説明板発見:「髪の祖神」関神社由緒略記
ご祭神:蝉丸公・逆髪姫・古屋美女
これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも逢坂の関」の和歌で有名な「蝉丸公」は延喜帝の第4皇子にして和歌が巧みなうえ、琵琶の名手であり叉、髪の毛が逆髪である故に嘆き悲しむ姉君のために侍女の「古屋美女」に命じて「かもじ・かつら」を考案し髪を整える工夫をしたことから「音曲諸芸道の神」並に「髪の祖神」と博く崇敬を集め「関蝉丸神社」として、ゆかりの地滋賀県大津の逢坂山に祀られており、その御神徳を敬仰する人達が「かもじ業者」を中心として江戸時代ここ「王子神社」境内に奉斎したのが、当「関神社」の創始なり。
昭和20年4月13日の戦災により社殿が焼失したのを、人毛業界が惜しんで全国各地の「かもじ・かつら・床山・舞踊・演劇・芸能・美容師」の角界に呼び掛け浄財を募り昭和34年5月24日に再建された」
髪は可能な限り長い付き合いをしたい私とダンナは本気で拝みました。年のせいか、私も最近抜け毛が増えてるので本気です。
さてと、王子駅に戻るか。

王子神社の本来の入口を南へ。と?奥に紅葉の見頃の飛鳥山が見えた。で、手前には立派な橋がある。
あ!そうだ!石段を登ったから、駅に戻るにはここを降りないと!

立派な橋の下は親水公園になってます。
オレンジに色づいてるのは紅葉してる桜の葉っぱですかね?綺麗です。
説明板発見:「日本の都市公園100選」は、公園緑地に対する愛護精神を喚起するため、全国から募集した都市公園の中から、勝れた景観、独創的なデザイン、個性的は施設などを総合的に判断して選定したもので、全国の都市公園の模範となるものです
都内では、音無親水公園のほかに、国営昭和記念公園、日比谷公園、上野公園、水元公園、代々木公園が選ばれています」
この後の予定は南千住駅最寄の玉姫稲荷神社で開催の靴のめぐみ祭り市(14:00よりタイムセール)があるのだ。現在13:04。小田急東京メトロ切符を利用したら、一端南北線を南下して、どこかで日比谷線に乗換えてまた北上する。所要時間は1時間ほどかな?なので!JRを使い南千住へ。(荒川線で三ノ輪行き徒歩で玉姫稲荷神社へ〜という移動方法があると、コメント書き込みで教えていただきました)

王子駅のホームから、王子神社のイチョウが見える。なるほど高台に大イチョウが立ってます。
日暮里で乗換えて南千住駅へ。駅西側の高架を越えて吉野通りを南へ。徒歩しばらく、お囃子が聞こえたら通りを左折(東へ)。すぐに立ち並ぶテントが見えて来ました。
靴のめぐみ祭り市(2017.11/25-26)の開場、玉姫稲荷神社さんに到着13:50です。14時からのタイムサービスに間に合いました。ダンナの靴を探す。私の足は左右でサイズが違い、ウオーキングシューズは大概ピタッとくるのが見つからないので、普段使いのちょっとスーパーへ用の安っすいのを探す。
ダンナの方はそこそこの靴が見つかり購入。同じ店で私用を探したけども、お店の人も探してくれたけども。ピタッとくるのが見つからず諦める。ううっ、2足買えば1足は半額になったせっかくのタイムサービスを生かせなかった〜。残念ですわ。で、福引き。

外れのテッシュをいただく。ベルト2本で1000円のタイムセールの店を冷やかす。1本は私用。1本はダンナ用で探す。バックルがピタッとこなかったのでパスしちゃいましたあ〜。
もう帰るう〜〜。
ん?賑やかなお囃子が聞こえてきたと思ったら。

靴の乗ったお神輿と、ハイヒールの乗ったお神輿がやってきた。

インパクトあるわ〜。境内が狭いので通りにお神輿が進んでいきます。見送って帰宅する。
残念ながら私にピタッとくる靴が見つかりませんでしたが、靴のめぐみ祭り市はお買い得満載の靴の市です。半期の一度やってるらしい。次は来年4月の末らしい。
連載した11/26の紅葉巡りはこれでおしまい。下の記事がこの日のまとめ記事になってます。興味を引かれたらご覧ください。
23区大銀杏巡り2017.11/26現在(2017.11/28)の記事 こちらの記事はこの日銀杏巡りののまとめ記事です。

おまけ:連続で出て来る元号「元享」について。
1321年から1323年までの期間。
天皇は後醍醐天皇(1331年鎌倉幕府を倒し、建武の新政をしいたものの、足利尊氏の離反で奈良の吉野へ入り、南朝を樹立した人)。
鎌倉幕府は14代執権北条高時(高時は1304生まれ。9歳で父がなくなり中継ぎで執権に。元享時代は17〜19歳。1326年病で執権を辞職。1333年新田義貞が挙兵。高時は邸宅の裏手にあった東勝寺で北条一属・家臣とともに自刃した。享年31歳)の時代。
日本史が動く嵐の来る直前の時代でした。イチョウが植えられた理由は分かりませんでした〜。

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