“兵糧攻め”からユネスコを救って
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/eb26fa937e4e1827e7d59f720ac3faea
を書いたのは2011年12月。
日本も・・・米国のマネでしょうか。
読売新聞(2015年10月11日)
ユネスコ分担金見直しを…二階氏が見解示す
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151011-00050082-yom-pol
自民党の二階総務会長は11日、徳島市で講演し、国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)が世界記憶遺産に「南京大虐殺の文書」を登録したことについて、「ユネスコが『(南京事件で)日本は悪い』というなら、ユネスコの資金はもう日本は協力しないと言えないとしょうがない」と述べた。
ユネスコ予算の約1割(年間約37億円)に当たる日本の分担金を見直すべきだとの考えを示したものだ。
南京大虐殺の文書を巡っては、外務省が「完全性や真正性」に疑問を呈し、ユネスコについて「中立・公平であるべき国際機関として問題」と批判した。
「現在の日本が、身の程の合わない分担金を担っている」という点で、ユネスコはじめとする国際機関への資金協力を減らさなくてはならないと、私は思っています。
ユネスコへの拠出金の一部カットも仕方がないと。
しかし、政府の要人がこんなことを公言する日がくるとは思いもしませんでした。
政府がこの「頬を札びらで叩く発言」をした二階氏を咎めないとしたら、それは二階氏が政府の見解を代弁しているということなのか。
もし政府が二階氏発言を実行するようになれば、今まで日本がユネスコ等国際機関に貢献してきていることに対する世界からの尊敬の念は、吹き飛んでしまうかもしれません。
(こうした行為自体は卑しい行為ですが、残念ながら世界を牛耳っている米国がしても許される。日本は違います。)
だいたい日本は札びらもいつまできれるかわからないのに。
※菅官房長官も、二階総務会長と同じことを12日には言っていたようですね。(10月13日追記)