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新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

今夜は満月、しかもスーパームーン

2014-09-09 22:54:42 | 日記・エッセイ・コラム

徒然草第137段は、こんな一節で始まります。

花は盛りに 月は隈なきをのみ 見るものかは

140909_1_04

桜は満開のときだけ、月は満月だけを観るべきものだろうか(いや、そうではない)

兼好法師は書いているわけですが、「おっしゃるとおりと思います。

ですが、兼好法師満開の桜満月を愛でることを否定しているのではないわけで、今夜の満月は、兼好法師だってほよよ~と思われるのではないでしょうか?

140909_1_01「中秋の名月」翌日の今夜、夜空にはスーパームーンが浮かんでいます。
重陽の節句満月だなんて、なかなかの巡り合わせですなぁ。
すすきの代わりにをお供えしたりして…

スーパームーンといえば、私の記憶に深ぁ~く刻まれているのは、東日本大震災が発生して間もない2011年3月19日に、大津で見上げた満月デス。

このときの旅行記「避難したつもりではなかった京都旅行記」シリーズで書きましたが、もうあれから3年半が経ちましたか…

大津駅前の居酒屋で、久しぶりに豆腐(冷奴)を食べて、しみじみと豆腐の味に感じ入ると共に、まさかスーパーのショーケースから豆腐納豆までもが姿を消すような事態に陥るなんて、想像したこともなかったな…自宅近辺に思いを馳せたんでしたっけ…
そして、店から出ると、空に鎮座していたのが、スーパームーンでした。

このときは、スーパームーンだなんて知らなくて(東日本では、報道も話題も東日本大震災一色で、天体の話なんて蚊帳の外でしたから)、私は、単純に「なんか立派な月だこと」と思ったのでありました。

   

ところで、「上弦の月」「下弦の月」と呼ばれる月があります。
私はてっきり、「上弦の月」というのは、

140909_1_02 欠けた部分が「上」にあるのが「上弦の月」で、

140909_1_03_2

逆に欠けた部分が「下」にあるのが「下弦の月」だと思っていました。
でも、が東から西に進むと、「上弦の月」が「下弦の月」(またはその逆)に変わってしまうわけで、本当にこの理解で良いのか疑問に思ってもいました。

長年にわたって放置していたこの疑問を解消するべくネットで調べてみると、まさしく「目からウロコ」

「上弦の月」「下弦の月」「上」「下」方向・高さ「上」「下」ではなくて、「上旬」「下旬」の「上」「下」であること、つまり、「上弦の月」とは満月に向かって満ちつつある半月で、「下弦の月」満月を過ぎて欠けつつある半月だというのですよ

ですから、上に載せた半月の写真は、どちらも「上弦の月」
皆さん、知ってました?

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