「今年二度目の関西遠征 3日目(最終日)のダイジェスト (前編)」のつづきを書きかけだったんですが、考えてみれば、今年の「Misia Candle Night」は一昨日の高野山壇上伽藍公演で全日程を終えたわけで、ネタバレもありゃしないものですから、記憶の新しいうちに、「第28回世界遺産劇場-高野山- 高野山開創1200年記念 Misia Candle Night」のことを書くことにします。
先週月曜日の記事で、
でも、もう一つ気になることがあります。
それは、コンサートの前に根本大塔とか、ご本尊が特別開帳されている金堂を参拝できるのかということ。
と書きました。
実際どうだったかといいますと、私がライヴ当日、高野山に着いて、まず金剛峯寺を参観したあと、壇上伽藍に行ってみますと、
パイプ椅子が並ぶ「ライヴ会場」にも立入自由でした
こんなことって、初めてです
しかも、TOMOさんのサウンドチェックまで始まるし (わおっ、音がイイ と思いました)
でも、ライヴ開始時刻の16:00まで3時間半しかありませんでしたので、お楽しみは後にとっておいて、私は奥之院へと向かったのでした。
今年の「Misia Candle Night」、私は河口湖初日(ネタバレを極力排した記事はこちら)と、最終日の高野山2日目の2夜の参戦でして、行っていない河口湖2日目と高野山初日のセットリストは封印しておりました。
ちょっとしたこだわり、ってヤツです。
で、奥之院探訪記は旅行記本編に廻しまして、一気にライヴのお話。
16:00過ぎ、お坊さんたちがステージに出ていらっしゃいまして、始まったのは声明(聲明) 声明(しょうみょう)というのは、大胆に言い換えれば「アカペラで歌うお経」でして、これがまた滲みる
高野山ですなぁ・・・
声明が終わり、お坊さんたちがステージから去ると、マイクの片付けとかなんとかで、20分ほどの待ち時間があり、じらすじらす・・・
空はどんよりと曇り、そして、かなり寒い・・・
レインコートと使い切りカイロが配られてはいるけれど、どちらも使いたくないよなぁ・・・
と、ようやくバンドメンバー & コーラス & ストリングス隊が登場して、「第28回世界遺産劇場-高野山- 高野山開創1200年記念 Misia Candle Night」がスタート
MISIAは金堂の堂内から登場
うぉ~~ だったんですが、MISIAの全身を拝むことができたのは、この夜、これが最初で最後でした・・・
観客席のほぼ真ん中だった私の席からは、ステージ上を動き回るMISIAのお姿は、椅子に座った状態では前の人たちの隙間からチラチラ拝見することができるだけで、スタンディングになると、まったく見えない
自宅を出発するとき、双眼鏡を持っていこうかと悩んだ末、結局、双眼鏡は持っていきませんでしたが、持っていったところで何の役にも立たなかったはず・・・
これほどMISIAを観ることができないライヴって初めてのことでした。
でも、MISIAの歌声は、、、、いわゆる「至高」ってやつ・・・
最初の曲「あなたにスマイル:)」から発散する幸福度の高さときたら、なんなんでしょ
会場にいる観客、Cast、Staffの全員がスマイル:)していたのではないかと思うほどでした。
そして、次の曲は、、、、おおっと、来たぁ~~、「つつみ込むように・・・」
この日、「つつみ込むように・・・」を口ずさみながらホテルを出発したことを思い出して、まさしくワォでした。
でも、昨日も「つつみ込むように・・・」や「陽のあたる場所」を歌ったのかもね・・・
ここで「Misia Candle Night」 4公演のセットリストを整理して載せましょう。
ご覧のとおり、初日の記事で、
「あの方」が大々的にフィーチャーされたJazzyな(ある意味deepな) 3連発は、うぎゃぁ~状態でございました
と書いた、「真夜中のHIDE-AND-SEEK」⇒「Chandelier」⇒「Nocturne」の3連発は、「真夜中のHIDE-AND-SEEK」の単発になった代わりに、最終日のみ「つつみ込むように・・・」と「陽のあたる場所」とが来たわけです
そして、小休止なしで最後まで突っ走る構成(アンコールなし)というのも珍しい、、、っつうか、私の記憶にはありません。
でも、アンコール無しの「1部構成」でも、物足りなさを感じた観衆はほとんどいなかったのではないかと思うくらい、密度の濃い、満足度の高いライヴだったと思います。
そして極めつきは、東日本大震災被災者の方々への応援メッセージソング「明日へ」
改めて「Misia Candle Night」が、東日本大震災の犠牲者の方々への鎮魂の思いを込めたライヴであることを思い出させていただきました。
東北人のはしくれたる私としては感無量であります・・・
そんなこんなで、「第28回世界遺産劇場-高野山- 高野山開創1200年記念 Misia Candle Night」はSpiritualで、Excellentなライヴでした。
合掌。
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