「2017年3度目の関西旅行記 #2-4」のつづきです。
赤れんがパークから雨の中やって来たのは、
「東郷邸」こと、「旧鎮守府長官官邸」こと、「舞鶴地方総監部会議所」です。
この東郷さんというのは、言わずとしれた日露戦争(1904-1905)の英雄・東郷平八郎さんのことなんですが、東郷さんの私邸だったわけではありませんで、
明治34(1901)年10月1日に舞鶴鎮守府が開庁され、東郷平八郎中将(当時55歳)が初代司令長官に親補せられ、明治36年10月19日常備艦隊司令長官になられるまでの2年間にわたり過ごされた官邸で、以来、歴代長官の官邸として大東亜戦争終戦時まで使用されてきた由緒ある邸です。
というものです。
鎮守府の長官官邸といえば、2009年のゴールデンウィークに出かけた広島県呉市の「入船山記念館」こと旧・呉鎮守府長官の官舎を見学しましたっけ…(記事はこちら)。
それはそうと、心落ち着く砂利道を歩いて行くと、、、
突然、東郷邸(旧舞鶴鎮守府長官官邸)の玄関
入口の係員さんによると、私は正面(門)からではなく、裏口から入ってしまったらしい
でも、問題無く、東郷邸に入館しました。
ただ、靴を脱いで玄関に上がると、廊下にはびしょ濡れの私の足跡が点々と残る…
「#2-6」では「東郷邸」こと「旧鎮守府長官官邸」こと、「舞鶴地方総監部会議所」の内部のことを書きます。