新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

やはり変だと思う

2012-03-02 22:52:17 | ニュース

今年1月1日から首都高と阪神高速の料金制度が、それまでのゾーン制から距離別変わったわけですが、この移行の理由について首都高のHPでは、


意義:公平な料金
これまでの均一料金では、長距離のご利用でも短距離のご利用でも料金が同じであり、お客様相互の不公平が解消できません。距離別料金では、距離に応じて基本料金が決まるため、より公平になります。

効果: 都市内の交通の円滑化に貢献
距離に応じて基本料金が決まるため、短距離の利用がしやすくなります。短距離の利用が促進されることで、都市内における首都高と一般街路の選択の幅が広がり、交通の分散が期待されることから、都市内交通全体の交通の円滑化が期待されます。


と説明しています。


でも、私は、1月9日の記事「今日は私の『仕事始め』」で、


この料金制度変更が、本当にレベニュー・ニュートラルなのか、かなり疑心暗鬼(=首都高速の収入増が目的ではないか?)です。


と書きました。


今朝の通勤時、クルマのラジオから、この私の疑念を更に深めるニュースが流れていました。
なんでも、料金制度を変えたら首都高の料金収入が増えたのだとか
この時は、詳しくは伝えられなかったものですから、先の疑念を抑えつつ、「以前より安く走れるということで、もっぱら一般道を使っていたクルマが首都高を使うようになったのなら理解できるな」と思っていました。


ところが、日経の記事(の見出し)によりますと、


首都高、距離別料金で収入4%増台数は4%減 移行1カ月間


デスと
さらに記事では、


従来より料金負担が増える車が減り、全体を押し下げた。一方、距離別料金制度に合わせて割引制度を見直した影響で、利用台数が減ったにもかかわらず、料金収入は4%増えた


と報じています。


「公平性」だの「都市内交通の円滑化」だのといいながら、これって、ただの増収策だったということではありませんか


やはり去年11月の記事「久しぶりにETCネタ」で書いたように、ますます


相変わらずの方々だ としみじみ思う私です。

コメント
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