新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

家族会議ですか?

2009-07-20 14:51:32 | 日記・エッセイ・コラム

さっき行ってきたラーメン屋で、「領収書、ちょうだい」と言っているオヤヂがいました。
いつぞや吉野家で領収書をもらっている人を目撃して以来の「経費オヤヂ」との遭遇です。

交際費なのでしょうか、それとも会議費?

でも、親子連れの3人組だったし、どう見ても「家族の昼食」です。

もしかして、最近の税務署は、「家族会議」で出した(?)食事の代金も「会議費」として経費処理することを認めているんでしょうかねぇ。

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ETC限定割引料金の「重箱の隅」をつついてみる

2009-07-20 08:40:10 | ニュース

7月11日の記事「夏のロングドライブ」で、高速道路の「休日特別割引(ETC 軽自動車等・普通車)」、いわゆる「ETCならどこまで走っても1000円」について「21世紀最悪の愚策」とまで書いてしまった私ですが、またまたケチのつけどころを見つけました。

一部で好評、一部からひんしゅくを買っている「休日特別割引」は、

①ETC用ゲートのある料金所をETC無線通信で走行し、
②土日祝日か8月6, 7, 13, 14日、11月2日、来年2月12日に対象道路を走行し、
③地方部区間(東京・大阪の近郊区間以外の区間)を走行する、
④軽自動車等または普通車であれば、

最大50%割引、かつ、割引後の料金は上限1000円、という、考えようによっては面倒くさい制度です。ちなみに、東京・大阪の大都市近郊区間は、6~22時が最大30%割引、22時~翌朝6時が最大50%割引で、地方部区間の料金と合算されます。

   

で、私が見つけてしまったケチのつけどころは、割引率の頭についている「最大」です。
単純に「50%割引」ではないのですよ。

例えば、一昨日、友人のクルマで走った小田原厚木道路の厚木~箱根口の場合、通常通行料金が700円ですから、割引後は350円かと思うと、実は400円


090720_1_1


これには道路会社(NEXCO中日本)の都合があります。小田原厚木道路は厚木区間と小田原区間の2ブロックに分かれていて、それぞれ普通車の場合350円の通行料金がかかります。それをそれぞれ平塚料金所と小田原料金所で徴収しています(両区間をまたいで走る場合は合計2回徴収される)。
そしてETC割引料金は、厚木区間だけなら350円⇒200円、小田原区間だけなら350円⇒200円となり、両区間をまたいで走ると、350円+350円⇒200円+200円となるわけです。

素直に考えれば、350円⇒175円なのでしょうが、普通の高速道路料金の決め方のルールどおり、100円未満が50円単位で丸められて、350円⇒(175円)⇒200円となる次第。


では、どうして、普通のルールでは「100円未満が50円単位で丸められる」のでしょうか?
確かに、有人料金所で、現金で支払う際に、料金が1,233円(例)だったりすると、支払う側にとっても、おつりを返す側にとっても面倒くさいことは容易に想像できます。
ですから、現金料金なら50円単位で丸めるのは、もっともなことだと思います。

ですが、ETCの場合、支払いは基本的にクレジットの後払い(デポジットが残っている人←私、や郵貯の口座から引き落としの人もいます)です。ならば、どれだけ端数がついていようと、面倒に感じる人は皆無のはず。逆に上に示した小田原厚木道路の場合には、端数大歓迎でしょう。

   

もし、「どうして小田原厚木道路は50%割引にならないんだ!」と苦情を言えば、NEXCOは「『最大50%割引』であって、『50%割引』ではない」と返すでしょうし、

「どうして料金を50円単位で丸めるんだ!」と苦情を言えば、「ルールがそうなっている」と返すでしょう。

高速道路会社は、株式会社化されて、一面では民間出身のトップを据えたり、自社クレジットカードを発行して商売に精を出すようになった風に見えたりしますが、考え方や体質は「日本道路公団≒国土交通省の外局=お役所」のままです。
制度に合わせてルールを変えるのではなく、姑息に割引率の前に「最大」をつけて、苦情をかわそうとしているあたり、その感を強くします。

なんとかしてほしいぞ、まったく

   

ご参考までに、高速道路の通行料金の決め方は以下のとおりです。

(距離単価×距離+ターミナルチャージ)×1.05 ⇒50円単位で丸める

「ターミナルチャージ」は、料金所手数料で、車種区分を問わず一律1回150円。飲み屋の「お通し」みたいなものです。

また、「距離単価」は、車種区分ごとに決められていて、かつ、長距離割引として、100km~200kmの走行分が25%引き、200kmを超える走行分が30%引きに設定されているようです。


ここでまた疑問が…。ターミナルチャージが料金所を通過する度にとられているとすれば、小田原厚木道路を全線走れば、通常料金700円のうち約315円がターミナルチャージということか???? これって…

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