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2008-03-30 | 初心者のための株式講座
前回はROEやROAについて書きました。しかしROEが高い銘柄が買われるということではありません。例えば日経225銘柄の中でROEが一番高い(Bloomberg検索エンジン使用)では千代田加工機(6366)のROEは35.51%株価の一年のパウォーマンスは-63%、日経平均が同期間で-27.4%、トピッツクスが-25.8%でした。2番目にROEが高い、いすゞ自動車は-14%、(ROE=35.47%)、もちろんオーバーポウォームしている銘柄もありまうす。例えばYAHOOはROE=34.79%(同期間のパウォーマンスは31.86%)と日経平均など指数をオーバーパウォームしています。
それでは今度はPBRで225銘柄をみてみましょう。225銘柄で現在PBRが一倍を下回っている銘柄が50銘柄以上あります。日産のPBRも1を下回っています。225の過去データを検証すると過去指数のPBRが1.2倍を下回ったことはありません(3月27日現在1.44倍)。そういう意味では日経225指数のPBRと個別銘柄のPBRを比較することで長期投資のタイミングをさぐるひとつの方法だと思います。ということはPBRが低くて、PERも低くてROEが高い銘柄を買えばいいのでしょうか? 5016の新日鉱HD、や1861の熊谷組がそれに該当しそうです、予想PERは5倍以下、ROE 20%前後 PBRは1を下回っています。
PBRのほかに配当利回りを基準に投資するという方法もありますが、配当金額が予想しにくいため過去の配当金で配当利回りを計算しますが、結構数字がぶれて危ない方法です。配当金はあくまでその期の利益の分配ですから継続と仮定しないほうがいいです。
ディフェンシブな指標として投資ものさしとして使用するならPBRが堅いでしょう。

最近花粉で体の具合がよくないです、早く花粉症がなくなればいいのにと思っていますが。
花粉症はお医者さんにとって季節特需!簡単に治すわけないか!
JRや高速道路のお盆ラッシュ、正月ラッシュと同じですからね。







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