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2008-03-05 | 今日の東京市場
こんばんは。今日の東京市場の株式市場、クレジット市場はいまいち盛り上がりに欠けていました。ただ水目下では不気味な動きがおきております。それはスルガCO.の影響か社債市場でクレジットを外す動きがあるようです。この動きが顕著に現れるようだと株式市場、債券市場ともに二極化。クレジットが拡大する予感。
クレジットが拡大すると企業の調達コストが上昇=>財務レバレッジが大きい企業ほほど財務内容悪化=>株式下落という悪循環に入っていきます。
本日ITRAXは高値125.5bpまでつけました。本日の動きは124~125のレンジでしたが個別銘柄のCDSは閑散。(水準を模索しているような動きでした。)
しばらく格付けの悪い銘柄より国際優良株でマーケットシェアの高い銘柄やテーマにあった銘柄をボツボツ拾えば将来的にかてるのではないでしょうか?
テーマといえば、環境関連銘柄が無難ではないでしょうか?日本の銘柄で環境関連銘柄はすでに高い位置にありますが、まだまだ世界市場では購入できる位置にある銘柄があります。最近私が読んだ本に水戦争 柴田明夫著書 があります。読んで損はない本だと思います。

今日の債券市場は発行ラッシュ、事業債、政地債、機関債、サムライ債と勢ぞろい。新規発行銘柄への機関投資家の買い意欲は旺盛だったようです。
債券を買わざるを得ない投資家がまだまだ存在しています。

今日バーナンキがサブプライムローンの元本削減というニュースがありましたが、これが実行されるとそれを含んだABS CDOへのキャッシュが削減されるのでちょっとまずいことになりそうです。大手金融機関で損失処理できているところはいいですが、まだ日本の金融機関の中には損失処理できないままBS処理しているところもありそうです。
この問題は米国の土地が上昇、金利低下がおきないと根本的な解決にはならないと思います。

明日はどうなるでしょうか? 
お休みなさい。 理


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