8月13日 理レター
皆様お世話になっております。今週は米国の格下げを機に始まった世界同時株安。世界中で株価は乱高下。虚空作業よ“サヨウナラ、実態産業よコンニチハ!“という流れです。
金融協会はオバマ大統領が去るまでは日の目が出ることはないでしょう。まさに大統領就任の時からその流れは始まっていました。ドル安政策によりドル円は77円割れ。日本はこの円高をうまく利用することができず停滞に苦しんでいます。ほんと、今こそ日本の貯蓄を総動員させ世界中で企業、土地を買いまくる時です。次にくる円安は日本をほんとうに苦しませる可能性が高いです。スタグフレーションが起きる可能性があります。私なら今、M&Aしまくり、企業買いまくりです。日本は世界中の企業を購入する時です。マスコミはばかのひとつ覚えで円高不況をアピール。為替介入を正当化。為替介入なんて効かないです。トレーダーの餌食になるだけ。一発目の介入時から為替は円高、いくら日銀は損したんだろう?その損って税金ですよね。
スイスはユーロペッグ制に踏み切るようだし。完全に為替を管理して介入しまくり宣言です。行き場を失ったお金は金と円に流れざるをえません。来週も円高。
でもよく考えてみると昔のアメリカと同じ道を歩いています。結局、産業構造の転換期ととらえて舵取りをしなきゃダメですね。
100円時代は1億円=100万ドルでしたが現在では77万ドルです。年収で考えると770万の年収の人が10万ドルです。10万ドルって米国でもひとつのハードル(投資銀行を除く)。為替が65円になったら日本の平均年収が10万ドル。これって凄いことです。
海外の企業が日本から出て行ってしまうでしょう。円高って考え方次第ですよ。
同時に日本は教育改革をしないといけません。教育のテーマは“平均から超越”です。右向け右から考えて行動できる人物を育成する必要があります。語学も英語はマスト。
とりあえず、高校レベルでTOIC800点を義務化。金融教育を義務化(私も先生します)。
すると明るい未来が見えてきます。
ダメだダメだと思ってるだけじゃダメ。行動しなきゃ意味がない。人生一度思いっきりがんばりましょう!
最近、エルピーダのCBが活況です。2銘柄ともアンダーパーです。両銘柄ともPUTがついているので行使を目的に購入すると3回債の償還日は2014年9月末。最終利回りは2.71%、スプレッドはL+233bp。一方、2回債の証券は2013年9月末。最終利回りは3.71%、L+336bpです。最終利回りで購入するなら2回債です。
ただし、オプション価値を求めると2回と3回債の差はそれほどありません。ボラティリティーを楽しむなら3回債です。
この企業はつぶせない企業のひとつです。ただ、社長の資金調達手法はいまいち(わざとかな??)。CSKと2回債が同じ償還になるので悩ましいですね。表面上の各付けはエルピーだの方が高いです。
◆年初からの各国株式指数パフォーマンス
銘柄 週末引け 年初比 円換算 相関係数
(%)
日経平均 8963.72 -12.37 ----- -----
NYダウ 11269.02 -2.66 -8.05 0.474
ブラジルボベスパ 53473.35 -22.84 -24.93 0.237
アルゼンチンメルバル 2966.99 -15.80 -23.89 0.709
FT100 5320.03 -9.83 -11.06 0.691
DAX 5997.74 -13.25 -12.65 0.643
ロシアMICEX指数 1470.56 -12.88 -13.75 0.597
ムンバイSENSEX30 16839.63 -17.89 -23.53 0.136
上海A 2715.98 -7.63 -10.06 0.272
ハンセンH 10452.64 -17.65 -22.40 0.290
韓国総合 1793.31 -12.56 -13.93 0.466
国債金利
◆国債金利(先週末%)
2年 5年 10年 30年
米 0.18(0.29) 0.95(1.25) 2.25(2.55) 3.72(3.84)
独 0.68(0.80) 1.40(1.47) 2.33(2.50) 3.14(3.09)
日 0.14(0.13) 0.34(0.33) 1.04(1.00) 1.99(1.92)
◆クレジットスプレッド(米国5年国差との差)(%)
BB 4.56(3.59)BBB 1.61(1.56) A 0.87(0.85)
BBが急拡大。ジワジワ来てますね!
CDSインデックス
米 115.38(103.00) 欧州 149(135) 日本 141(126)
http://www.j-cds.com/jp/index.html
CDS参考値
最近では欧米だけではなく、オーストラリア、ニュージーランド、トルコなど周辺諸国のCDSが拡大傾向にあります。
◆来週の経済統計
米
16日7月住宅着工千数 予想600K 前回624K
17日7月生産者物価指数 予想0.2% 前回0.3%
18日7月消費者物価指数 予想0.2% 前回0.3%
18日7月中古住宅反米件数 予想2.7% 前回-0.8%
日本
18日6月景気先行CI指数 予想 前回103.2
データ:Bloomberg
~^^~ 理
皆様お世話になっております。今週は米国の格下げを機に始まった世界同時株安。世界中で株価は乱高下。虚空作業よ“サヨウナラ、実態産業よコンニチハ!“という流れです。
金融協会はオバマ大統領が去るまでは日の目が出ることはないでしょう。まさに大統領就任の時からその流れは始まっていました。ドル安政策によりドル円は77円割れ。日本はこの円高をうまく利用することができず停滞に苦しんでいます。ほんと、今こそ日本の貯蓄を総動員させ世界中で企業、土地を買いまくる時です。次にくる円安は日本をほんとうに苦しませる可能性が高いです。スタグフレーションが起きる可能性があります。私なら今、M&Aしまくり、企業買いまくりです。日本は世界中の企業を購入する時です。マスコミはばかのひとつ覚えで円高不況をアピール。為替介入を正当化。為替介入なんて効かないです。トレーダーの餌食になるだけ。一発目の介入時から為替は円高、いくら日銀は損したんだろう?その損って税金ですよね。
スイスはユーロペッグ制に踏み切るようだし。完全に為替を管理して介入しまくり宣言です。行き場を失ったお金は金と円に流れざるをえません。来週も円高。
でもよく考えてみると昔のアメリカと同じ道を歩いています。結局、産業構造の転換期ととらえて舵取りをしなきゃダメですね。
100円時代は1億円=100万ドルでしたが現在では77万ドルです。年収で考えると770万の年収の人が10万ドルです。10万ドルって米国でもひとつのハードル(投資銀行を除く)。為替が65円になったら日本の平均年収が10万ドル。これって凄いことです。
海外の企業が日本から出て行ってしまうでしょう。円高って考え方次第ですよ。
同時に日本は教育改革をしないといけません。教育のテーマは“平均から超越”です。右向け右から考えて行動できる人物を育成する必要があります。語学も英語はマスト。
とりあえず、高校レベルでTOIC800点を義務化。金融教育を義務化(私も先生します)。
すると明るい未来が見えてきます。
ダメだダメだと思ってるだけじゃダメ。行動しなきゃ意味がない。人生一度思いっきりがんばりましょう!
最近、エルピーダのCBが活況です。2銘柄ともアンダーパーです。両銘柄ともPUTがついているので行使を目的に購入すると3回債の償還日は2014年9月末。最終利回りは2.71%、スプレッドはL+233bp。一方、2回債の証券は2013年9月末。最終利回りは3.71%、L+336bpです。最終利回りで購入するなら2回債です。
ただし、オプション価値を求めると2回と3回債の差はそれほどありません。ボラティリティーを楽しむなら3回債です。
この企業はつぶせない企業のひとつです。ただ、社長の資金調達手法はいまいち(わざとかな??)。CSKと2回債が同じ償還になるので悩ましいですね。表面上の各付けはエルピーだの方が高いです。
◆年初からの各国株式指数パフォーマンス
銘柄 週末引け 年初比 円換算 相関係数
(%)
日経平均 8963.72 -12.37 ----- -----
NYダウ 11269.02 -2.66 -8.05 0.474
ブラジルボベスパ 53473.35 -22.84 -24.93 0.237
アルゼンチンメルバル 2966.99 -15.80 -23.89 0.709
FT100 5320.03 -9.83 -11.06 0.691
DAX 5997.74 -13.25 -12.65 0.643
ロシアMICEX指数 1470.56 -12.88 -13.75 0.597
ムンバイSENSEX30 16839.63 -17.89 -23.53 0.136
上海A 2715.98 -7.63 -10.06 0.272
ハンセンH 10452.64 -17.65 -22.40 0.290
韓国総合 1793.31 -12.56 -13.93 0.466
国債金利
◆国債金利(先週末%)
2年 5年 10年 30年
米 0.18(0.29) 0.95(1.25) 2.25(2.55) 3.72(3.84)
独 0.68(0.80) 1.40(1.47) 2.33(2.50) 3.14(3.09)
日 0.14(0.13) 0.34(0.33) 1.04(1.00) 1.99(1.92)
◆クレジットスプレッド(米国5年国差との差)(%)
BB 4.56(3.59)BBB 1.61(1.56) A 0.87(0.85)
BBが急拡大。ジワジワ来てますね!
CDSインデックス
米 115.38(103.00) 欧州 149(135) 日本 141(126)
http://www.j-cds.com/jp/index.html
CDS参考値
最近では欧米だけではなく、オーストラリア、ニュージーランド、トルコなど周辺諸国のCDSが拡大傾向にあります。
◆来週の経済統計
米
16日7月住宅着工千数 予想600K 前回624K
17日7月生産者物価指数 予想0.2% 前回0.3%
18日7月消費者物価指数 予想0.2% 前回0.3%
18日7月中古住宅反米件数 予想2.7% 前回-0.8%
日本
18日6月景気先行CI指数 予想 前回103.2
データ:Bloomberg
~^^~ 理