パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

義両親が来た

2015-06-22 04:09:18 | Hello, a son ~ Hello, my sons
 私が入院した夜、
旦那サンは、自分の実家の両親に「協力を得られないか?」…と、電話をしました。

アラフィフの私達夫婦の両親は、当然高齢。

私の親は、母が14年前に他界しています。
父は健在ですが、正に「その時代の男」で、
遊び相手にはなれても、食事やオムツ、着替えに入浴など、
子供の「生活支援」は一切できない人です。

旦那サンの親は、義父がヨタヨタ…な感じです。
義母は、その種の病人がそうである様に受診こそしていませんが、
その症状は、どこからどう見ても統合失調症で、
一般的な思考とはかけ離れており、ヒステリーに泣きだしたりして、
穏やかな暮らしが出来ずにいる人です。

そんな状況なので、困っているとはいえ、親を頼るのは、どうかと思いました。
でも、他に頼る所も無く、苦渋の選択でした。


 義両親の返答は、「前向きに検討してみる」でしたが、
暗い早朝から車ゆるゆる走らせ、翌朝、我が家に来てくれました。

義母は、もう7年くらい、家から出た事の無い人ですが、
本当によく来てくれたと思います。
家族が話す様に、「家に一人でいられないから」かもしれません。
最初は渋っていたようですが、
買物や八つ当たりを請け負ってくれている夫(義父)が居なくては、
生活できない事を認識しており、行かざるを得ないという感じだった…とか。

 
 義母の健康状態や精神状態は、常に心配です。
それでも、掃除、洗濯、食事の用意…など、
高齢者ゆえに、ピカピカ美味のバランス完璧!…という訳にはいきませんが、
生きる上で、充分な動きをしてくれます。

ヨタヨタな義父も、冷静に様々な事を判断し、対応してくれます。

何より、
旦那サン一人が、息子を100%背負わなくて良くなった事。
誰かが家に居て、幼い子を待っていてくれる事。
…それらは、何にも代えがたい力になりました。



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