オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

2013年、世界選手権 ペア・フリー

2013年03月23日 22時31分42秒 | 2012-2013年シーズン

21日のCS放送ではJスポーツでは世界選手権からペアのショートとフリーを一挙放送。
ショートは途中から。フリーは全て見ました。
やはり優勝のロシアのロシアのタチアナ・ボロソジャー&マキシム・トランコフ組のフリーが本当に凄かった!
川合郁子さんの演奏による「ヴァイオリン・ミューズ」の音楽。
単に美しいだけでなく、迫力、豪快さなど正に圧巻の演技。
演技後、会場内、総立ち。
感動的だったと言うべきか。本当に素晴らしいものを見せてもらったと言う持ちが強い。
なお表彰式はコーラスによる国家斉唱。
これも、なかなか雰囲気満点でした。
また記者会見でのコメントも印象的でした。

「ソチ五輪優勝の最有力候補になれた気がしますか?」の問いに対して。

トランコフの発言。
「一つの大会で全てが変わるとは考えてません。
 確かに今回は優勝しました。でも来シーズンもグランプリシリーズや欧州選手権があります。
 また状況も変わるでしょう。
 (2位の)アリオナとロビンも強いです。今大会も最後に大技を見せました。
 2人は戦い方を知ってます。
 彼らと競え合えることは私たちにとって光栄であり、いい刺激になります。
 アリオナとロビンと同じ大会で戦うときは、私たちも発奮して、特に力を発揮できます。
 今日はかちましたが、来シーズンは分かりません。
 彼らは4度も世界選手権を制して素晴らしいと思います」

 
けっして驕る(おごる)ことなく、2位に終わったドイツのアリオナ・ザフチェンコ&ロビン・ゾルコウィーを尊敬の念を持って讃える謙虚さ。
そこには静かな王者の風格を強く感じました。
それにしても、これだけの素晴らしい演技、どれだけのフィギュアスケートのファンの方々が見ることが出来たのでしょうか。
本当に、多くのフィギュアスケート・ファンの皆さんに見て欲しかった演技でした。