オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

2013年、世界選手権 女子シングル・フリー

2013年03月17日 21時45分22秒 | 2012-2013年シーズン
帰宅するとテレビでは、ちょうど浅田真央さんの演技が始まっていました。ただ結果は、当然ながら既に知っていました。
キム・ヨナの演技。
やはり悔しいが素晴らしい演技だった。これは謙虚に認めなくてはいけない。
ほとんど競技会に出場していない状況で、あれだけの得点を、たたき出すとは本当に恐れ入りました。

さて浅田真央さん。
結果は3位。ただ私は真央さんがキム・ヨナに負けたとは、けっして思っていない。
Jスポーツでの四大陸選手権の真央さんのフリーの終えての杉田秀男氏の解説が今も忘れられません。
「凄い挑戦的なプログラム。ルッツジャンプで悩んでいたのですが、それをあえて、ルッツをプログラムに入れている。そしてトリプルアクセルにも挑戦している。それは、今、良ければいいと言うのではなく、次のステップ、次の段階を目標に挑戦している」
浅田真央さんの力量からすると、もっと楽に得点を重ねることの出来るプログラムを組むことは容易なことでしょう。
しかし、あえて自分自身に挑戦するかのようなプログラムに挑戦している。
やはりソチ・オリンピックを見据えて一歩一歩、確実に歩んでいると言うべきである。
SP6位から3位の表彰台。それも、バンクーバーオリンピック直後の2010年以来3シーズン振りの世界選手権での表彰台。
この3年間の浅田真央さんの苦難の道のりを改めて思うと今回の3位はソチへの大きな前進の前触れであると強く信じています。

村上佳菜子さんの4位。表彰台を期待していましたが4位。これが世界選手権の厳しさか!
ただ、これはオリンピックに向けて大きな4位。来シーズン、さらに大きな存在になって欲しい。
鈴木明子さんは本当に残念!ただ、早く気分を切り替えてソチ・オリンピックを目指して欲しいし、目指すことでしょう。
私自身は、すでに8月のフレンズ・オン・アイスでの新しいシーズンのプログラムの初お披露目を楽しみにしています。

ところで6位以下の顔ぶれ。
グレーシー・ゴールド、李子君ちゃん、ケイトリン・オズモンド、アデリナ・ソトニコワ、エリザベータ・トゥクタミシェワと生きのいい若手がズラリと並んでいる。
おそらくマスコミは浅田真央さんとキム・ヨナの対決ムードをいっそうあおると思われますが、私自身は、この中から誰が抜け出るのか、彼女たちが、どれだけ浅田真央さんに迫るのか、そして誰がオリンピックのフリーの最終グループに登場するのか今から楽しみにしています。
特に一気に7位まで順位を上げた、おじさんのアイドル・李子君ちゃんのフリーの演技、早く見たいものである。

いよいよ来年はオリンピック。
日本のオリンピック代表枠は「3」またアメリカが待望の「3」そしてロシアも開催国ということで「3」
何か胸がワクワクします。
オリンピックを目指している選手の皆さんが、大切なオリンピックシーズン、ケガなどがないことを願うのみです。
今回の世界選手権は後日、CSのJスポーツでの放送を見て、改めてコメントするつもりです。