今日、帰宅すると、財務大臣閣下のご機嫌が斜めでござった。
大臣閣下の視線の先には1組のCD.
サヴァリッシュ指揮フィラデルフィア管弦楽団によるバレエ音楽「白鳥の湖」の全曲録音。
2枚組で、たったの970円という超特価でござった。
しかし大臣閣下の一言。
「塵も積もれば山となる」
私は心の中で、口には恐ろしくて?出せませんでしたが、秘かに思っていたのでござる。
「今月末に徳用盤ばかり3組届くぞよ」
それにしても、1枚3000円前後の新譜CDは、本当に手が出せなくなった。
本当はインパル指揮東京都交響楽団によるマーラーとショスタコーヴィッチの交響曲のシリーズを聴きたくてしかたがないのですが、ここは我慢でござる。
さて、サヴァリッシュ指揮NHK交響楽団によるブラームスの「ドイツ・レクイエム」の映像を見つけた。
「ドイツ・レクイエム」より第3曲「主よ、私に教えて下さい」
バリトン独唱は昨年亡くなったディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ。
確かNHKで放送された時、ビデオで録画していましたが、現在、行方不明である。
サヴァリッシュ指揮NHK交響楽団による、この「ドイツ・レクイエム」やメンデルスゾーンの「エリア」そしてオルフの「カルミナ・ブラーナ」は、ぜひDVD化して欲しい。
単にサヴァリッシュ指揮NHK交響楽団の名演と言うだけでなく、これらの作品の最高の演奏が我が国で実現していたと言う証(あかし)として!