３月２２日（日曜日）
今朝FBを開くとネット友達のHN:ちえりんさんから「takoさんがHN:さとちゃんから、亡くなったの連絡が有りました」。覚悟はしていましたが、ついにその日がやって来たのか・・・。１０数年前に、沖縄大好き人間の方が投稿するIMAで、沢山の方と知り合いになりました。今でも仲良く、何人かの方と交際が続いています。甥っ子の翔さんが、takoさんのFBで正確な日を知らせてくれました。本名の名前が漢字で、「伴子」さんと初めて知りました。
【翔さんの謝辞】
叔母 瀬尾伴子 かねてより入院療養中でしたが 去る3月18日に逝去いたしました ここに生前のご厚誼を深謝し、謹んで通知申し上げます 葬儀に関しましては 故人の遺志により 近親者のみにて執り行いました... 本来であれば早急にお知らせするところではありましたが ご連絡が遅れましたことを深くお詫び申し上げます 尚 故人の遺志により御香典及び御供花は辞退申し上げます
２０１６年１月に沖縄那覇市からUターンして、大阪市に帰って来たネット友達のHN:takoさん。 我が家には、いままで８回お見えになりました。 今年も青谷梅林の観梅を楽しみにされていましたが、病には勝てずあの世に旅立たれました。 享年６３歳
【takoさんとの城陽での思い出記録】
１．２０１６年３月１２日 ネット友達HN:ちぃちぃさんとご一緒に青谷梅林を観梅。宇治田原町の”みろく”で、みろく御膳を食べる。
２．２０１６年７月７日 ネット友達HN:ちえりんさんとご一緒に、我が家の夏野菜を収穫 。
３．２０１６年９月８日 信楽町「洞之園」でワラビ餅を食べる。
４．２０１６年１２月１９日 信楽町「洞之園」でワラビ餅を食べる。
５．２０１７年２月２２日 ネット友達HN:ちえりんさんとご一緒に見えました。 癌封じの猿丸神社へ参拝。
６．２０１７年７月８日 癌にビワの葉が効果がありそうとの情報で、取りに見えました。信楽町の「洞之園」でワラビ餅を食べましょね。
７．２０１８年３月１２日 ネット友達HN:ちえりんさんとご一緒に青谷梅林を観梅。 信楽町の「洞之園」でワラビ餅を食べる。
８．２０１９年３月４日 自称関西姫軍団のメンバー、ネット友達HN:ちえりんさん HN：夏海さんとご一緒に青谷梅林を観梅。宇治田原町の洋食屋「リンデンバウム」で食事。
takoさんは沖縄に移住する前は、大阪住之江で、たこ焼きの店「セテール」を開いていました。 前職はOLさんで、コンピューター関係の仕事と聞きビックリ！！ 本名が妹尾（せお）さんなので、せの尾っぽで”セテール”。 沖縄に移住しても、店の名前は大阪の店と同じく「セテール」。但し、お客さんに提供していたのは、たこ焼きでは無く、大阪名物「イカ焼き」。 那覇中学の裏門のそばで、安くて美味しい”イカ焼き”は、近所のみならず全国から、多くのネット友達が見えていました。 沖縄旅行をすれば必ず顔を出し、泡盛を飲んでイカ焼きを食べて大満足。店に訪れた回数は２０回は超えています。 妻も友人と沖縄旅行に行き、「セテールはどう行けば良いの？」とメールが来て教えてやりました。何年経っても、「あのとき食べたイカ焼きが美味しかった」と回想をしています。 甥っ子と那覇で暮らし、仕事を紹介したりと頼りなるオバサンでした。 そんなtakoさんが、那覇の店をたたんで大阪へUターンしたのは、沖縄の医者に、「治療の施しようが無い」と見放されたから。親類もいない沖縄で、これから一人でやって行くのは、それはそれは大変です。 大阪には妹さんがおります。天王寺で暮らし、趣味の写真を撮りながら病院通い。最後に良き医者に巡り会えたのが幸運でした。昨年末までは持たないだろうと言われ、ホスピス病棟に入って、治療を受けていました。後何日で昏睡状態に陥ると言われていましたが、それが２カ月は持ったのではないでしょうか。 彼女は沖縄繋がりでの人脈が豊富で、ホスピス病棟に次々とお見舞いのお客さんがやって来ます。固形物は食べれず、液体だけで命をつなげています。 ロビーで知り合いに、ライブをやってもらったりと幸せの最後でした。 １０日ほど前に、彼女はこんな記事をFBにアップしていました。これを読み、最後の晩餐かと思わずにはおれませんでした。
【せおともこさんの最後のFB】
なんと今日は、お造り食べました いえ、ほんまはマグロのヅケです 一昨日の朝、主治医が「ええんちゃう」と洩らしたからです いま、私の体を作っているのは痛み止めと、シークヮーサーと、春ウコンと贅沢なお汁が主ですが、これからはそこにわずかなお造りが入れば、なにこれ最高！なわけです(笑) 今日は平たく言えば経済的な理由でヅケになりましたがw、病人には辛かったな 次食べる機会があれば、中とろとアオリイカとミーバイを一切れずつかな いや、ミーバイはバター焼きにして…どんだけ食べるん(笑) 一昨日の主治医が洩らした「ええんちゃう」の一言の後、私は少々の皮肉を込めて「先生は私のリクエストは、たいてい聞いてくださるのに、そちらからの提案はないんですね」と言ったんです 先生の答えは「ほんとは、僕は何も食べてほしくないんです」でした 二の句が継げなくなった私は、もうこれ以上の食べ物のリクエストはしません もうなにもかも得心しました 入院した日、もう死ぬまで水しか飲んではダメと言われたのに今日はお造りまで食べたんですから、充分すぎますね
昨年の１１月には思い出の沖縄に行き、最後の別れを告げて帰ったtakoさん。１２月には甥っ子の格闘技の応援に東京まで行ったtakoさん。 繊細な心の持ち主のtakoさん。いつまでも乙女心の持ち主のtakoさん。苦しみから解放されたtakoさん。 思い出をたくさん有難うございました。私は永遠に忘れません。さようならtakoさん。
合掌
