ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

耳を澄ましてお聞きなさい”鳴石(なりいし)の浜”

2015-05-12 21:11:54 | 旅行記

5月11日(月曜日)
一度訪れた場所でも、何年後かに訪れるとまた違った感慨深いものがあります。
10数年前か、はたまた20数年前か。記憶が定かで有りません。弟が案内をしてくれた琴浦町赤碕の「鳴石(なりいし)の浜」。

浜と名がつけば砂浜を思い浮かべますが、波うち際に行っても砂は見えません。見えるのは丸い「石」ばかりです。東西約500mにわたって護岸工事のされていない、自然のままの石の浜が残されています。波が打ち寄せ、石を洗います。耳を澄まして聞きましょう。
「ガラゴロガラゴロ」右の耳から左の耳から、心地良い石の音が聞こえて来ます。ようやく「鳴石(なりいし)の浜」が理解出来た瞬間です。
浜の上にも下にもベンチが設置されています。二人で海を見ながら、鳴石(なりいし)の音を聞きましょうね。

最後に石に願い事を書き、それを海に向って投げて下さい。恋の成就は間違い無し。

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すずの子 採ったドー!

2015-05-12 18:31:02 | 旅行記

5月10日(日曜日)
妹の快気祝いに鳥取へ帰省しました。「ゆみちゃん”すずの子”を採りに行かない?」と妹が聞きます。”すずの子”採りは経験は有りませんが、昨年弟から採りに行った動画を送ってくれていたので、大変さは分かっています。興味が有るので即座に、「行く!」の返事をしました。早速に弟に電話をして、午後1時出発に決定です。
山菜採りは予定していなかったので、ズボンも靴も妹の旦那さんの物を借用しました。参加するのは、我が家夫婦、妹夫婦、弟の5人です。
弟の運転で、鳥取県と岡山県の県境「人形峠」を越え、恩原高原を走り途中に”すずの子”採りの場所が有ります。
女房は足が悪いので、下で待っています。我々4人は杉木立の坂道を上って、稜線を目指します。

人の通る道は存在しません。倒れている木々を乗り越え、行くのですが慣れていないので、息が上がります。「後で行くから先に行って!」と言うと、「迷い子になったら大変」と弟が言います。稜線に着くと、妹夫婦は右側、我々は左側と別れて”すずの子”をさがしました。すずの子の正式名称はチシマザサ(千島笹)と言い、別名「根曲がり竹」とも呼ばれています。
「ねまがりたけ」は背の高さほど有り、それが雪の重さでほとんどが倒れています。

「ねまがりたけ」と呼ばれる由縁です。すずの子はどこや~。腰をかがめて竹を掻き分け探します。 「あった!」

20センチ程度の長さのものが上等品。これが30センチも40センチもなれば、茹でてもタケノコが硬くて食べれたもんではないそうです。手でも簡単に折って採取出来ますが、一応鎌を使って採りました。目が慣れてくれば、あそこにもここにもと”すずの子”が目に入ります。1メートル先に見えても、沢山の笹が行き手を遮ります。それこそ足で竹を踏みつけたり、手で持ち上げくぐったりと悪戦苦闘です。すずの子は稜線から北側に下りた所に出ています。余り下に下りると、今度は上がって来るのがこれまた大変。
とにかく同じような笹の景色なので、1人で行動すると迷い子になりかねません。数十本採取出来たので今年はこれにて終了!
下山し、皆さんが採った”すずの子”を並べてみました。

妹夫婦は山菜取りに毎年行っているので、さすがです。
鳥取のスーパーでは、「すずの子」を8本ほどで350円しているそうです。採る苦労を考えれば安いと言っていいかも。妹、弟のお陰で、貴重な体験が出来ました。有難うさん。
採取した「すずの子」は、両家で湯がいて、12日の帰りにお土産に渡してくれました。

茹でてあれば、帰宅して早速に夕食に食べれます。楽しみです。

【豆 知 識】
1.チシマザサ(千島笹、学名:Sasa kurilensis)は、イネ科タケ亜科ササ属に分類される、大型のササ(笹)の一種。稈の基部が弓状に曲がっていることからネマガリダケ(根曲竹、根曲がり竹)の別名があるほか、コウライザサ(高麗笹)、アサヒザサなどとも呼ばれる。
2.一番良いのが皮ごと網の上で焼いてしょうゆで食べるか、皮ごと茹でて(茹でてから皮をむいたほうが簡単にむける為)皮をむきマヨネーズなどを付けて食べる(湯で加減は竹の切り口が透明になれば大体OKです。皮は根元のほうから尖がった先に向かって軽く切ってやるとむき易くなります、またいったん茹でたものをグリーンピースなどと炊いても美味しいです。 竹(笹)の中でもアクの少ないものですから軽く火を通すだけでよいので、大きな竹の子よりも料理するのが楽です(ただし収穫してから時間があくと、アクが出てきますのでご注意ください)。

コメント (2)
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