ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

アオマムシグサ (青蝮草)に会いたくて

2015-05-09 01:37:08 | 

5月8日(金曜日)
水芭蕉 (みずばしょう)やザゼンソウ(座禅草)に似た花にアオマムシグサ (青蝮草)が有ります。ミズバショウもザゼンソウも実物は見たことが有りません。
アオマムシグサは宇治田原町高尾(こうの)へ行った時、コブラのような鎌首をした面白い花を見つけました。この花は何と言うのか女房に聞きました。「これはマムシグサ」の返事が返って来ました。知ったのはつい2年ほど前のことです。プールを出ると2時です。天気は良し。そうだ「マムシグサ」に会いに行こう! 得意の道草です。
走ること25分。アオマムシグサは、近畿スポーツランドの少し手前に咲いています。会えるかな?
おう!会えた!

背中を向けて、横一列状態で並んでいます。

数えてみましょか。1.2.3.4.5.6.7!何キロも山道を走りますが、咲いているのはここだけです。
この花に興味が有るのは、水芭蕉 (みずばしょう)やザゼンソウ(座禅草)同じ「仏炎苞(ぶつえんほう)」だから。小さな花を周囲に密生させた棒状の花穂(肉穂花序)を、苞葉が包みこんでいるもので、仏像の後背の仏炎に似ているためこのように呼ばれています。近こう寄れ。顔を見せてくれ。

ちわ~♪
アオマムシグサとのデイトはこれにて終了。
近畿スポーツランドでは、3台のバイクが練習をしています。

いくら爆音を轟かせても、誰にも迷惑はかけません。山の斜面には山藤・モチツツジが咲いています。

近畿スポーツランドを回り、禅定寺の猿丸神社へ出てくる林道コースは、森林浴にはもってこいのコースです。
杉木立の中を走り、遠くの山々を眺めて新鮮な空気を腹一杯に吸い込めば、心身ともリフレッシュ出来ました。本日もモチロン出費はゼロ~♪。お金を1円も使わない1時間の道草は最高です。

【森林浴の効能】
・森林の空気は排気ガスなどが含まれる都市部の空気より体に優しい
 ・ 樹木の香りが心を落ち着かせ、リラックス効果をもたらす
 ・枝葉のさわめきが1/fの揺らぎを持っているので気持ちが安らぐ
 ・ 日常と離れた場所にくることにより雑念を忘れられる(転地効果)

【豆 知 識】
アオマムシグサ (青蝮草)
半日影で湿り気のある山地の林床に生える、草丈50㌢~70㌢になる雌雄異株の多年草(果実をつけた翌年など、栄養状態により性転換することで知られる)。葉は鳥足状の複葉で小葉は長楕円形、葉先は鋭く尖り葉縁は波打つ。偽茎(花茎の周囲を2枚の葉鞘が取り囲み、茎のように見える)は紫褐色のマムシ模様がある。仏炎苞は淡緑色で白い縦筋が入り、仏炎苞の筒状部は長さ約10㌢、花は肉穂花序の下部につき仏炎苞に包まれて見えないが、萼も花冠もない雄シベと雌シベだけからなる。雄株には仏炎苞の下に小さな昆虫の出口があり、雌株では仏炎苞の下に出口はない。仏炎苞の口から少し突き出る付属体は棍棒状で淡緑色。果実は赤く熟しトウモロコシ状につき、果実の中には数個の種子が入る。

コメント (2)
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