ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

餅上げ力奉納を楽しむ”伏見・醍醐寺”

2015-02-23 17:04:00 | 神社、お寺

2月23日(月曜日)
「京に春を告げ、一年の幸せ祈る五大力さん(ごだいりきさん)」。毎年2月23日に伏見・醍醐寺で、「五大力尊仁王会(ごだいりきそんにんのうえ)」が営まれます。不動明王など五大明王の力を授かり、その化身・五大力菩薩によって国の平和や国民の幸福を願う行事です。
全国から沢山の方がお参りに来られます。有りがたいお札を求めて長蛇の列です。

参道には露天が立ち並んでいます。
 

私が興味があるのは、五大力尊仁王会の関連行事、 「餅上げ力奉納」です。男性は150kg、女性は90kgの鏡餅を抱え、その力を奉納し、無病息災、身体堅固を祈ります。また何秒間抱えておれるかの力比べを競い合い、優勝すれば横綱の称号が与えられます。8年前に初めて見て、これは面白いと、ほぼ毎年見学に行っています。歴代の横綱の皆さんです。


 

12時から女子の部が始まりました。出場者は26人。1~3番のクジを引いた方はリングに残り、報道陣が彼女達の餅上げ姿を写します。
 昨年は女子の部で、東近江市の会社員北岸美香さん(38歳)が従来の記録を1分10秒更新する11分13秒の新記録で、見事横綱の称号を得ました。
 今年の横綱は果たして何秒持ち上げることが出来るか楽しみです。
出場する女性は、相撲取りのような体型の方は皆無です。貴女と同じ体型の方ばかりです。
 

3番目に登場した女性は、「昨年は準優勝でしたが、今年は新記録で横綱になります」と宣言しました。有言実行とは、まさにこのことです。
 記録11分31秒。これは昨年の記録を18秒更新しました。結局持ち上げれた方は2名。準優勝の方は46秒。3位は該当者なし。
 女性が90キロを、例え1秒でも持ち上げれたら、チカラもちと言えます。女子の部が終わり次は男子の部です。男子の部は1時から始まりました。重さは150キロです。
 出場者43名。少々チカラ自慢の方でも、150キロを持ち上げようとなると、容易には上がりません。

過去に何度も相撲部の兄ちゃんが出ましたが、簡単では有りません。コツがあるのです。持ち上がった方は13名です。
 記録  横綱5分11秒
    準優勝4分24秒
     3位2分58秒
表彰式は3時から始まりますが、雨が降って来たので退散しました。傘を持っていかなかったので、コートは雨でびしょびしょです。家に帰ると雨は降っていません。
醍醐はそこだのに何で?

2月24日朝刊記事
京都市伏見区の醍醐寺で23日、大きな鏡餅を持ち上げ続ける時間を競う「餅上げ力奉納」があり、男女69人が挑戦した。「五大力さん」とした親しまれ、無病息災を祈願する法要「五大力尊仁王会」の行事の一つ。鏡餅は紅白二段重ねで、女性用は木製の台を含めた重さが約90キロ、男性用は約150キロ。30秒ごとに経過時間がアナウンスされると、会場から「頑張れ」との声援や拍手が上がった。女子の部では、昨年2位だった奈良県橿原市のパート林真由美さん(46)が11分31秒の新記録で優勝、男子の部は京都市中京区の消防士堀尾泰寛さん(31)が5分11秒で優勝した。林さんは「この年になると期待されたり、応援されたりしないので、うれしいです」と話していた。

コメント (2)
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