立花隆さんの「思考の技術」を読むと、戦後あまりにも思考の角度が限られていたことに気づく
というのは彼は「科学・技術・文明」という3つのフィルターで社会をみると「科学」は現象を観察し、そこに相関性を発見し、定式化する学問であり、「技術」はハードウェアといえる。「文明」は「科学」等によって知り得たシステムを「技術」によって体系化し現実社会において実現化を果たす。
しかしわれわれは、「エコロジー」的は発想を常に持ち得ていたとは言い難い。
現代社会においても「宇宙システム」についてはまだほとんど何も知らない。われわれが生きる「地球システム」でさえまだまだ無知といえる。「地球システム」は、複雑な複合システムであり、さまざまな角度から捉えることができる。「エコシステム(生態系)」も同様と考えられる。
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