百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
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今日は、滋賀県中小企業家同友会の定時総会の記念講演で161年の歴史を誇る三重県は四日市の酒造メーカー宮崎本店の宮崎社長のお話を聴く機会に恵まれました。
お話はいろいろな視点で大変ためになり、箇条書きにすることは、大変宮崎社長に失礼な気もしますが・・・簡単にまとめさせていただきました。
○「知ること」と『やること』の違い・・・知るだけなら誰でも出来る(人から聞いたり、本を読んだり・・・)、それをやってみることに真の意義がある、そして、それをやる中で自分なりに、いろいろ試行錯誤を繰り返し、最終的に自分のものとすることが大切。
○業界の常識に縛られない・・・常識に左右されず、自らが立ち位置をみつける。同じことをしていると、そのうちに時代軸が変わる。そして、時代の歪に入ってしまうと企業として存続できなくなることも・・・。また、決して今時代の中心にいるからといって油断していると、また、時代の軸はスルリと変わる。
○目的と目標・・・目的と目標を履き違えると企業は方向性を見失う。目的はあくまでも、企業の存在理由のようなものだから、単純な成果目標、数値目標と決して錯誤しないこと。現代社会は目的と目標を同一視しがち、特に教育は顕著な例。
○スタートとゴール・・・スタートとゴールを決して履き違えないこと。ISOの取得はゴールではなくスタートであり、年々更新する中で進化するもの。つまり、弛まぬ努力が大切。
○顧客満足(CS)・・・顧客満足の究極のカタチは、従業員満足(ES)との一致にある。顧客満足は決して、会社側のエゴではなく、勝手な思い込みで得られるものではない。従業員満足度調査はナンセンス、「仕事をしていて嬉しかった事」「仕事をしていて辛かった事」をアナログに問いかけてみるのも一考。
○地域貢献・・・雇用と納税。そして地域に密着した企業の存在が最終的には最大の地域貢献になって欲しい。
等々、もっともっと書き足りないのですが、一つひとつが大変貴重で重要なので、ノートにメモって、出来るだけ読み直したいと思っています。
今日は、本当にありがとうございました。
※写真は、文章とはまったく関係がありません・・・なすびの苗の現状でした、アシカラズ・・・

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