農業のもっとも大きな問題点は、
農業の持つ本質をどう捉えるか
にあるのではないか。
米国のように集約化、拡大化、
効率化を他の産業と同様に図
れると思うか、欧州のように
持続性を持たせ、かたや多様性
を認めながら、“やすらぎ”や
“いやし”、景観や環境を保全
する必要を説くか、どちらを我
々は選択し、どうアプローチをする
か、今重要な岐路に立っている
にもかかわらず、どれだけの人
が自分事と捉えているか。
農業をひとつの産業とだけ考え
るのではなく、人間としての営
み、国としての国防と捉えると
それは決してひとつの産業では
なく、大きな繋がりの中の、ま
た全体を取り巻く環業と考える
べきなのではないでしょうか。
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