百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
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こだわりのマヨネーズといえば、関西では京都の『セイアグリーマヨネーズ』(ユーサイド)、関東では埼玉の『松田のマヨネーズ』(ななくさの郷)。
通常のマヨネーズは・原料のたまごにはエサのポストハーベスト農薬、遺伝子組換え、飼料添加物さらには動物医薬品の問題などがあり、長期保管で問題になる冷凍液卵など安い原料を使っている場合が多く、油には、原料に遺伝子組換えや抽出法のトランス脂肪酸、n-ヘキサンなどの化学薬品の使用、酢はアルコールの製造原料段階に問題があり、速醸法にも問題が残る。調味料としては、化学調味料であるグルタミン酸ソーダーが基本で、そのもの自体の味は素材のもつ味が活かされず自然とは言い難く、大変人工的な味になっている。
その点、セイアグリ―マヨネーズは自家配合飼料で無理なく育てられた卵を製造直前に自社で割卵し、その卵黄のみを使用し、油にはゲッツ純綿実油を使用。お酢はりんご酢、塩は平釜製法の沖縄産天日塩。砂糖には徳之島産きび和糖使用。更に製造方法は大敵である酸素を製造の段階でシャットアウトし、しかも残りの酸素も窒素に置き換えることにより油の酸化を抑える製法を採用。松田のマヨネーズは連続式乳化機で菜種油、リンゴ酢を混合して乳化する方法を採用、バッチ式と違って、加工工程での品質劣化を抑えており、使用する材料は平飼い卵で、使用する油は精油方法にまでこだわった菜種油を使用、リンゴ酢、海水塩、そして砂糖ではなく蜂蜜を使用、更には香辛料にもこだわりがある。
マヨネーズも大量に製造されるものと、一つひとつ大切に丁寧に作られているものとでは、やはり較べものにならない。

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