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枝野幸男の仕分けとカネ疑惑

              枝野幸男の『仕分けとカネ』疑惑

参院選の惨敗で幹事長代理に降格されながら、ゾンビのように復権した菅直人詐欺師内閣の枝野幸男内閣官房長官(46)は、とかく「政治とカネ」にはうるさい。

『秘書が逮捕された政治家は許せない』

『説明責任を果たせ』


『けじめをつけろ』     と小沢元代表を攻め立てている。
そんな「ミスタークリーン(皮肉)」が4日国会で窮地に立たされた。

疑惑を追及されタジタジになったのだ。問題にされたのは09年11月に行なわれた独立行政法人『国立印刷局』の事業仕分けである。仕分け人の一人が廃止、12人が見直し、と判断したにも拘らず、当時座長をやっていた枝野長官は、『国が直接やって、その結果逆にスリム化する、という事を考える』と結論付けた。鶴のひと声で「国に戻そう」と取りまとめたのである。これが実現すれば職員は国家公務員だ。

「国家公務員の2割削減」という民主党の公約にも矛盾する。理解に苦しむ判断だが、実は印刷局と枝野長官は知らぬ中ではなかった。

印刷局の発注額が事業収入の6割を占める財団法人『印刷朝陽会』で、枝野長官の義父が、理事を勤めているのだ。

評議員には別の親族に加え、義父と枝野長官が所属する法律事務所の同僚弁護士もいる。

朝陽会は財務省所管の法人で、歴代の理事長は、財務省からの天下りだが、それを含めた10人の役員のうち、3人が枝野長官の身内なのだ。

しかも枝野長官は義父とこの親族から、10年間で1616万円あまりの献金を受けている。印刷局に対する不可解な決断と、契約関係にある天下り団体で役員を務める親族からのカネ――。

枝野長官は『義父は無償で理事をやっている』『お互いに仕事について話したことはない』と弁明したが、確かにキナ臭い。


この問題を取り上げた自民党の菅原一秀議員が言う。『印刷朝陽会は、枝野ファミリー財団であり、高級官僚の天下り財団とも一体ではないか。
そのため国立印刷局の仕分けがお手盛りにされた可能性は高い。

印刷局については、市谷センター、虎ノ門工場など、1000億円相当の資産の売却も進んでいません。鳴り物入りで始めた事業仕分けですが、
再検証が必要です」

説明責任や、ケジメとは何なのか。枝野長官には是非とも身をもって示してもらいたい。
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